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もん-ぜき [0][1] 【門跡】🔗🔉

もん-ぜき [0][1] 【門跡】 (1)平安時代には,祖師の法統を継承している寺院または僧侶のこと。門葉。門流。 (2)平安末以降,皇族・公家の子弟などの住する特定の寺院を指すようになり,しだいに寺格を表す語となった。江戸時代には幕府が宮門跡(法親王の居住する寺院)・摂家門跡(摂関家の子弟が居住する寺院)・准門跡(門跡に准ずる寺院)と区別し制度化したが,1871年(明治4)この制度は廃止され,以後私称として用いられる。 (3)門跡寺院の住持のこと。 (4)〔本願寺が准門跡寺であるところから〕 本願寺。また,その管長の称。御門跡。

大辞林 ページ 155791 での門跡単語。