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やま-の-い ―
[3] 【山の井】🔗⭐🔉
やま-の-い ―
[3] 【山の井】
山の清水をためてある所。本来普通名詞だが,志賀の山越の山の井を詠んだ古今集の「むすぶ手のしづくににごる山の井のあかでも人に別れぬるかな」の歌により諸歌学書は山城国の歌枕とする。福島県安積山の山の井を詠んだ万葉集の「安積山影さへ見ゆる山の井の浅き心をわが思はなくに」の歌も知られ,この二首を本歌として多くの和歌が詠まれた。
[3] 【山の井】
山の清水をためてある所。本来普通名詞だが,志賀の山越の山の井を詠んだ古今集の「むすぶ手のしづくににごる山の井のあかでも人に別れぬるかな」の歌により諸歌学書は山城国の歌枕とする。福島県安積山の山の井を詠んだ万葉集の「安積山影さへ見ゆる山の井の浅き心をわが思はなくに」の歌も知られ,この二首を本歌として多くの和歌が詠まれた。
大辞林 ページ 155983 での【山の井】単語。