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や・る [0] 【遣る】 (動ラ五[四])🔗⭐🔉
や・る [0] 【遣る】 (動ラ五[四])
物や人を遠くへ移動させる。
(1)人を遠くへ行かせる。「息子を戦場へ―・る」
(2)ある目的を与えて,人を先方へ行かせる。「薬を受け取りに子供を―・る」「学校に―・る」
(3)物を先に進める。また,移動させる。「舟を上(カミ)に―・る」「額に手を―・る」
(4)使者などに託して,物を先方に送る。「ことづけを―・る」
(5)動作が遠くへ向かってなされる。「目を―・る」
(6)心にかかることを払いのける。晴らす。「憤懣(フンマン)―・る方ない」「思ふどち心―・らむを馬並めて/万葉 3991」
(7)逃げて行くのにまかせる。「御算用もなされぬほどに―・るまいと申すに付/狂言・千鳥」
→やるまいぞ
他人に物を与える。
(1)同等またはそれ以下の人に物を与える。「孫に小遣いを―・る」「犬にえさを―・る」「植木に水を―・る」
(2)遠くにいる人に品物や手紙・歌を送る。「手紙を―・って注文する」
(動作性の名詞を受けて)ある動作・行為をする。
(1)サ変動詞「する」に同じ。「野球を―・る」「―・るべきことはすべて―・った」「この仕事は A 君に―・らせる」
(2)本来の動詞の使用を避けて言う。「酒・タバコは一切―・らない(=タシナマナイ)」「学生時代にロシア語を少し―・った(=勉強シタ)」「父は駅前で土産物屋を―・っています(=営業スル)」「安月給でとても―・って(=生活シテ)いけない」
流れていくようにする。「巌を立てて水を―・り/大鏡(道長)」
動詞の連用形の下に付く。
(1)その動作が遠くへ向かってなされる意を表す。「甲板の上から水平線のかなたまで眺め―・った」
(2)その動作をやり終える意を表す。多く,下に打ち消しの語を伴って用いられる。「興奮がさめ―・らずにそわそわしていた」
(補助動詞)
動詞の連用形に接続助詞「て(で)」を添えた形に付く。
(1)何らかの動作を他に対して行う意を表す。「紹介状を書いて―・る」「本を読んで―・る」
(2)強い意志をもってする意を表す。「返事を書かないで,ほっておいて―・った」「死んで―・る」
[可能] やれる
物や人を遠くへ移動させる。
(1)人を遠くへ行かせる。「息子を戦場へ―・る」
(2)ある目的を与えて,人を先方へ行かせる。「薬を受け取りに子供を―・る」「学校に―・る」
(3)物を先に進める。また,移動させる。「舟を上(カミ)に―・る」「額に手を―・る」
(4)使者などに託して,物を先方に送る。「ことづけを―・る」
(5)動作が遠くへ向かってなされる。「目を―・る」
(6)心にかかることを払いのける。晴らす。「憤懣(フンマン)―・る方ない」「思ふどち心―・らむを馬並めて/万葉 3991」
(7)逃げて行くのにまかせる。「御算用もなされぬほどに―・るまいと申すに付/狂言・千鳥」
→やるまいぞ
他人に物を与える。
(1)同等またはそれ以下の人に物を与える。「孫に小遣いを―・る」「犬にえさを―・る」「植木に水を―・る」
(2)遠くにいる人に品物や手紙・歌を送る。「手紙を―・って注文する」
(動作性の名詞を受けて)ある動作・行為をする。
(1)サ変動詞「する」に同じ。「野球を―・る」「―・るべきことはすべて―・った」「この仕事は A 君に―・らせる」
(2)本来の動詞の使用を避けて言う。「酒・タバコは一切―・らない(=タシナマナイ)」「学生時代にロシア語を少し―・った(=勉強シタ)」「父は駅前で土産物屋を―・っています(=営業スル)」「安月給でとても―・って(=生活シテ)いけない」
流れていくようにする。「巌を立てて水を―・り/大鏡(道長)」
動詞の連用形の下に付く。
(1)その動作が遠くへ向かってなされる意を表す。「甲板の上から水平線のかなたまで眺め―・った」
(2)その動作をやり終える意を表す。多く,下に打ち消しの語を伴って用いられる。「興奮がさめ―・らずにそわそわしていた」
(補助動詞)
動詞の連用形に接続助詞「て(で)」を添えた形に付く。
(1)何らかの動作を他に対して行う意を表す。「紹介状を書いて―・る」「本を読んで―・る」
(2)強い意志をもってする意を表す。「返事を書かないで,ほっておいて―・った」「死んで―・る」
[可能] やれる
大辞林 ページ 156019 での【遣る動ラ五[四]】単語。