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ゆうがお ユフガホ 【夕顔】🔗🔉

ゆうがお ユフガホ 【夕顔】 (1)源氏物語の巻名。第四帖。 (2)源氏物語の作中人物。三位の中将の女(ムスメ)。玉鬘(タマカズラ)の母。帚木(ハハキギ)の巻で頭の中将の恋人常夏(トコナツ)の女として登場。のち光源氏と知り合い,六条辺りの院に伴われた夜,物の怪(ケ)に襲われて急死。年一九歳。 (3)能の一。世阿弥作か。三番目物。源氏物語に基づく。都へ上った豊後(ブンゴ)国の僧が,五条辺りで夕顔の上の跡を弔っていると,その霊が現れ,光源氏と契りを結んだ昔をしのんで舞い,僧の回向(エコウ)を喜んで消える。

大辞林 ページ 156053 での夕顔単語。