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ゆめ-の-うきはし 【夢の浮き橋】🔗🔉

ゆめ-の-うきはし 【夢の浮き橋】 〔「玉勝間」によれば,もと,大和(現在の奈良県)の吉野川の名所である「夢の淵(ワダ)」にかけた浮き橋をいったという〕 (1)源氏物語の最後の巻名。第五四帖。宇治十帖の一。薫二八歳の夏の,出家した浮舟に対する遂げられない愛を描く。 (2)夢の中の危ない通路。夢。「春の夜の―とだえして/新古今(春上)」 (3)夢のようにはかない人生。夢のように定めない境遇。「只―浮き沈み,淵瀬をたどる心地して/太平記 18」

大辞林 ページ 156209 での夢の浮き橋単語。