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よ・い [1] 【良い・善い・好い】 (形)[文]ク よ・し🔗🔉

よ・い [1] 【良い・善い・好い】 (形)[文]ク よ・し 〔望ましい状態を広くいう語。終止形・連体形としては,口頭語では「いい」,文章語では「よい」を用いることが多い〕 (1)品質的に上等である。「―・い酒」「―・い時計」 (2)美的にすぐれている。美しい。「景色が―・い」「器量が―・い」 (3)能力的にすぐれている。優秀だ。「腕が―・い」 (4)身分・家柄が高い。経済的に恵まれている。「―・い家に生まれる」「―・い暮らし」 (5)倫理・道徳にかなっている。正当だ。「―・いと信じてやる」「―・いおこない」 (6)規範・標準に合っている。適格である。「バットの持ち方が―・い」「姿勢が―・い」 (7)人柄が好ましい。善良だ。「あの人は―・い人だ」 (8)親密だ。むつまじい。「仲が―・い」 (9)目的にかなっている。ふさわしい。好都合だ。「―・い時に来てくれた」「けがにはこの薬が―・い」 (10)めでたい。吉である。「今日の―・き日」「門出―・しとて勇みけり/盛衰記 36」 (11)利益になる。得だ。「―・い話がある」「―・い商売だ」 (12)快い。快適だ。「―・い湯だ」「ああ―・い気持ちだ」 (13)十分だ。整っている。「もう―・いかい」「覚悟は―・いか」 (14)(「…して(も)よい」「…と(も)よい」などの形で)さしつかえない。かまわない。「外出しても―・いですか」「それで―・い」「飲みての後は散りぬとも―・し/万葉 821」 (15)動詞の連用形に付いて,…しやすい,たやすく…することができる,などの意を表す。「書き―・い万年筆」「この家は住み―・い間取りになっている」 〔(1)〜(12) ⇔悪い〕 →よく(良) [派生] ――が・る(動ラ五[四])――さ(名)

大辞林 ページ 156236 での良い形単語。