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りゅうてい-たねひこ リウテイ― 【柳亭種彦】🔗🔉

りゅうてい-たねひこ リウテイ― 【柳亭種彦】 (1783-1842) 江戸後期の戯作者。本名は高屋知久,通称は彦四郎。別号を偐紫楼(ゲンシロウ)・足薪翁など。幕臣。「鱸庖丁青砥切味(スズキボウチヨウアオトノキレアジ)」以降草双紙を多く著し,「偐紫田舎源氏(ニセムラサキイナカゲンジ)」で好評を得た。先行文学を翻案脱化して演劇趣味を加えた柔軟な文章で,合巻(ゴウカン)の第一人者。考証随筆も多い。著「用捨箱(ヨウシヤバコ)」「正本製(シヨウホンジタテ)」など。

大辞林 ページ 156734 での柳亭種彦単語。