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ろっ-かせん ロク― [3] 【六歌仙】🔗🔉

ろっ-かせん ロク― [3] 【六歌仙】 (1)古今集の序に名をあげられた六人の歌人。在原業平(アリワラノナリヒラ)・僧正遍昭(ソウジヨウヘンジヨウ)・喜撰法師・大友黒主・文屋康秀・小野小町。 (2)六歌仙を主題とした絵。 (3)六歌仙絵の人物が足を出したり膝を立てたりしていることから,行儀の悪いさま。「その品々の座住居(イズマイ)は―めく唄妓の気まま/人情本・辰巳園(初)」 (4)六歌仙を主題とした歌舞伎舞踊の通称。「化粧(ヨソオイ)六歌仙」「六歌仙容彩(スガタノイロドリ)」「六歌仙狂画墨塗(キヨウガノスミヌリ)」など。 (5)歌舞伎舞踊の一。長唄・清元・義太夫・大薩摩。五変化舞踊。本名題「六歌仙容彩(スガタノイロドリ)」。松本幸二作詞。1831年江戸中村座初演。平安時代の六歌仙を江戸の世界に移して舞踊化したもの。現在は「文屋」「喜撰」が独立して上演されることが多い。

大辞林 ページ 157092 での六歌仙単語。