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んす (助動)(んせ・(んしよ)・んし・んす・んす・んすれ・んせ)🔗🔉

んす (助動)(んせ・(んしよ)・んし・んす・んす・んすれ・んせ) 〔助動詞「ます」の転。近世遊里の女性語〕 動詞・助動詞の連用形に付く。丁寧の意を表す。ます。いす。「辰五郎様やあづま様のおしやり〈んす〉/浄瑠璃・難波丸金鶏」「それについてお話しがござり〈んす〉/洒落本・遊子方言」 〔(1)元来は上方の遊里で用いられた語であるが,のち江戸の遊里,主として吉原で盛んに用いられるようになった。(2)江戸では,上に来る動詞の連用形がイ段の一音節の音である場合,その動詞との間に「い」を加え,「いんす」となることがある。「昼まつてゐ〈いんす〉にえ/洒落本・遊子方言」〕

大辞林 ページ 157293 での助動んせ単語。