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(1)五十音図サ行第四段の仮名。歯茎摩擦音の無声子音と前舌の半狭母音とから成る音節。 (2)平仮名「せ」は「世」の行書体。片仮名「セ」も「世」の行書体からの変形。もしくは「世」の異体字「」の末二画か。

せ【兄・夫・背】🔗🔉

【兄・夫・背】 (1)女性から見て,同腹の男の兄弟をいう語。年上にも年下にもいう。「言問はぬ木すら妹と―とありといふをただ独り子にあるが苦しさ/万葉 1007」 (2)女性が,自分の恋人や夫をいう語。「事しあらば小泊瀬(オハツセ)山の石城(イワキ)にも隠らば共にな思ひ我が―/万葉 3806」 (3)一般に,男性を親しんで呼ぶ称。「岩根踏み山越え野行き都辺に参ゐし我が―を/万葉 4116」 ⇔妹(イモ)

せ【石花・石🔗🔉

【石花・石】 カメノテの異名。せい。[和名抄]

せ【狭】🔗🔉

【狭】 〔「せ」は形容詞「さし(狭)」の「さ」と同源〕 せまいこと。「…も狭に」の形で,狭くなるくらいいっぱいにの意で用いる。「山も―に咲けるあしびの/万葉 1428」

せ【畝】🔗🔉

[1] 【畝】 尺貫法における,土地の面積の単位。一段の一〇分の一。三〇坪。三〇歩(ブ)。約1アール(100平方メートル)。

せ【背・脊】🔗🔉

【背・脊】 (1) [0][1] 動物の胴体の,背骨のある側で,胸や腹と反対の面。せなか。「壁に―をもたせかける」「馬の―」 (2) [0][1] うしろ。背面。「山を―にして立つ」「椅子(イス)の―」 (3) [1] 身長。せたけ。せい。「―の高い男」 (4)山の尾根(オネ)。「山の―」 (5)本の部分の名。製本で,本の中身を糸などで綴じた部分。また,その部分をくるんだ表紙の部分。 →製本

せ【瀬】🔗🔉

[0][1] 【瀬】 (1)川の水が浅く人が歩いて渡れる所。あさせ。 ⇔淵(フチ) 「―を渡る」 (2)川の流れの速い所。はやせ。「―にのまれる」 (3)海流の流れ。潮流。「潮―」 (4)置かれている立場。「立つ―がない」 (5)機会。機縁。場合。「逢う―を楽しむ」「浮かぶ―がない」 (6)そのところ。その点。「憂きにも嬉しき―はまじり侍りけり/源氏(柏木)」

せ【諾】🔗🔉

【諾】 (感) 承諾の意を表す語。はい。うん。「親のまもりける女をいなとも―ともいひ放て/後撰(恋五)」

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(助動) □一□尊敬の助動詞「す」の已然形・命令形。 →す(助動) □二□使役・尊敬の助動詞「す」の未然形・連用形。 →す(助動) □三□過去の助動詞「き」の未然形。常に接続助詞「ば」の付いた「せば」の形で用いられる。 →き(助動) →せば(連語)

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(助動) 〔尊敬の助動詞「しゃる」の命令形「しゃれ」が「しゃい」「せえ」を経て「せ」となったもの。「っせ」の形で用いられる近世江戸語〕

せ【瀬】(和英)🔗🔉

せ【瀬】 rapids (早瀬);shallows (浅瀬).

せ【背】(和英)🔗🔉

せ【背】 the back;→英和 height (身長);→英和 a ridge (山の).→英和 〜に腹はかえられぬ Necessity is a hard master.〜を伸ばす stretch oneself.〜をみせる turn tail.

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