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うえ-さま【上様】🔗🔉

うえ-さま ウヘ― [1][2] 【上様】 (1)領収書などで,相手の名の代わりに書く語。 〔「じょうさま」とも読む〕 (2)天皇の敬称。「―にはいまだ知ろしめされ候はずや/太平記 7」 (3)貴人,特に武家時代の将軍の敬称。

かみ-さま【上様】🔗🔉

かみ-さま 【上様】 (1)貴人や武士の妻を敬っていう語。奥方。「御館も―も/義経記 8」 (2)他人の妻または母を敬っていう語。おかみさん。「―はありやすか/滑稽本・膝栗毛(初)」 (3)良家の未亡人,または隠居した老母。近世上方での語。「歯は一枚もぬけめなき男まさりの―にて/浄瑠璃・今宮心中(上)」

かみ-ざま【上様・上方】🔗🔉

かみ-ざま 【上様・上方】 〔古くは「かみさま」とも〕 (1)上の方。 ⇔下様(シモザマ) 「額より―にさくりあげ/枕草子 25」 (2)上流社会。また,上流社会の人々。「世の末になれば,―までも入りたつるわざにこそ侍れ/徒然 119」 (3)〔京都では北を上(カミ)といったことから〕 京都で,北の方角。「四条より―の人/徒然 50」

じょう-さま【上様】🔗🔉

じょう-さま ジヤウ― [1] 【上様】 ⇒うえさま(上様)

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