くれ-ない ―ナ [0] 【紅】 〔「呉(クレ)の藍(アイ)」の転〕 （１）鮮やかな赤色。紅花の汁で染めた色。「―の薔薇(バラ)」「―に染まる」 （２）ベニバナ。末摘花(スエツムハナ)。「―の花にしあらば衣手に染め付け持ちて行くべく思ほゆ/万葉 2827」

こう [1] 【紅】 くれない。べに色。

べに [1] 【紅】 （１）紅色。くれない。「―の緒」 （２）口紅。あるいは頬紅。「―をつける」「―をさす」「―を引く」

もみ [1] 【紅絹・紅】 〔紅(ベニ)花を揉んで染めたことから〕 紅色に染めた薄手の絹地。女物の裏地用。 →白絹(シロギヌ)

くれない【紅】 bright[deep]red;crimson.→英和

べに【紅】 rouge;→英和 a lipstick (棒紅).→英和 〜をつける rouge.