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かる・い【軽い】🔗⭐🔉
かる・い [0] 【軽い】 (形)[文]ク かる・し
(1)目方が少ない。比重が小さい。また,そのように感じられる。「―・い荷物」「木は石より―・い」
(2)疲れや悩みがなくて,軽快に感じられる。「体が―・い」「足取りも―・く家に帰る」「謝ったら気持ちが―・くなった」
(3)軽薄である。軽率だ。慎重でない。「尻が―・い」「口が―・い」「出でていなば心―・しといひやせむ/伊勢 21」
(4)重量感に乏しく,攻略しやすい。「―・い球を投げる投手」
(5)重要でない。大切でない。「責任が―・い」「姫君の御おぼえなどてかは―・くはあらむ/源氏(若菜下)」
(6)程度が小さい。微細だ。「―・い傷」「罪が―・い」{(1)}〜{(6)}
⇔重い
(7)人の心に重圧感を与えない。緊張を要求しない。「―・い読み物」「―・い音楽」
(8)本格的でない。あっさりしている。「―・い食事」「味が―・い」「―・く一杯やる」
(9)(多く「かるく」の形で)(ア)力や気持ちの入れ方が小さい。ちょっと。「―・くバットを合わせる」「―・く会釈する」(イ)物事をなしとげるのに苦労を要しないさま。容易だ。「―・く予選を通過する」「そんなことは彼にとっては―・いものだ」
〔平安中期には「かろし」の形も用いられるようになる〕
[派生] ――げ(形動)――さ(名)――み(名)
かろ・い【軽い】🔗⭐🔉
かろ・い [2] 【軽い】 (形)[文]ク かろ・し
「かるい(軽)」に同じ。「平素よりは御口も―・く/不言不語(紅葉)」「仏・聖も罪―・きをこそ導きよくし給ふなれ/源氏(蓬生)」
〔現在では,一般に「かるい」が用いられる〕
[派生] ――み(名)
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