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あお-にさい アヲ― [3] 【青二才】🔗🔉

あお-にさい アヲ― [3] 【青二才】 〔「青」は未熟の意。「二才」はボラなどの幼魚をたとえたものか〕 若くて,経験の足りない男をののしっていう語。「―が何をぬかす」

あお-にび アヲ― [0] 【青鈍】🔗🔉

あお-にび アヲ― [0] 【青鈍】 (1)染め色の名。わずかに青みを含んだ灰色。喪中の人や出家が用いる。 (2)襲(カサネ)の色目の名。表裏とも濃い縹(ハナダ)色。

あお-にょうぼう アヲニヨウバウ 【青女房】🔗🔉

あお-にょうぼう アヲニヨウバウ 【青女房】 宮廷などに仕える,若くて経験の浅い女房。また,官位の低い女房。「―と思しき人の,牛もなき車の長柄に取りつき/謡曲・葵上」

あお-ぬた アヲ― [2][0] 【青饅】🔗🔉

あお-ぬた アヲ― [2][0] 【青饅】 芥菜(カラシナ)や浅葱(アサツキ)などを青みを失わないようにゆで,魚肉などを入れ酢味噌であえたもの。[季]春。

あお-ね アヲ― [0] 【青嶺】🔗🔉

あお-ね アヲ― [0] 【青嶺】 木が青々と茂っている山。青山(セイザン)。

あおね-おんせん アヲネヲンセン 【青根温泉】🔗🔉

あおね-おんせん アヲネヲンセン 【青根温泉】 宮城県南西部,蔵王(ザオウ)山東斜面中腹にある単純泉。伊達家の湯治場であった。

あおね-が-みね アヲネ― 【青根が峰】🔗🔉

あおね-が-みね アヲネ― 【青根が峰】 奈良県吉野町の金峰山(キンプセン)の北東にある峰。青根山。青根。((歌枕))「み吉野の―の苔席(コケムシロ)誰か織りけむ経緯(タテヌキ)なしに/万葉 1120」

あおねこ アヲネコ 【青猫】🔗🔉

あおねこ アヲネコ 【青猫】 詩集。萩原朔太郎作。1923年(大正12)刊。「青」(Blue)に表象される,憂鬱・疲労・倦怠感をメロディアスな詩語で綴(ツヅ)り,口語自由詩の到達点を示す。

あお-ねろ アヲ― 【青嶺】🔗🔉

あお-ねろ アヲ― 【青嶺】 〔「ろ」は親愛を表す接尾語〕 「青嶺(アオネ)」に同じ。「―にたなびく雲のいさよひに/万葉 3511」

あおの アヲノ 【青野】🔗🔉

あおの アヲノ 【青野】 姓氏の一。

あおの-すえきち アヲノスキチ 【青野季吉】🔗🔉

あおの-すえきち アヲノスキチ 【青野季吉】 (1890-1961) 評論家。新潟県生まれ。早大卒。「種蒔く人」「文芸戦線」同人。大正末期から昭和初期のプロレタリア文学運動の指導的理論家として活躍。著「文学と社会」「文学五十年」など。

大辞林 ページ 137873