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――掘る🔗🔉

――掘る 山野のアカネの根を掘り取る。[季]秋。《茜掘夕日の丘を帰りけり/尾崎紅葉》

あかね-いろ [0] 【茜色】🔗🔉

あかね-いろ [0] 【茜色】 アカネの根で染めた色。わずかに黄みを帯びた沈んだ赤色。暗赤色。「西空が―に染まる」

あかね-ぐも [4] 【茜雲】🔗🔉

あかね-ぐも [4] 【茜雲】 朝日や夕日を受けて茜色に照り映える雲。

あかね-さし 【茜さし】 (枕詞)🔗🔉

あかね-さし 【茜さし】 (枕詞) 茜色に美しく映えての意で,「照る」にかかる。「―照れる月夜に/万葉 2353」

あかね-さす 【茜さす】 (枕詞)🔗🔉

あかね-さす 【茜さす】 (枕詞) (1)茜色に照り映える意から,「日」「昼」「照る」にかかる。「―日は照らせれど/万葉 169」 (2)紫(古代紫)は赤みを帯びていることから,「紫」にかかる。「―紫野行き標野(シメノ)行き/万葉 20」 (3)照り映えて美しいの意で,「君」にかかる。「―君が心し忘れかねつも/万葉 3857」

あかね-すみれ [4] 【茜菫】🔗🔉

あかね-すみれ [4] 【茜菫】 スミレ科の多年草。野原などに自生。茎はなく,多数の葉が根もとから生える。春に紅紫色の花を横向きにつける。

あかね-ぞめ [0] 【茜染(め)】🔗🔉

あかね-ぞめ [0] 【茜染(め)】 アカネで赤く染めること。また,染めた布。

あかね-とんぼ 【茜蜻蛉】🔗🔉

あかね-とんぼ 【茜蜻蛉】 アカトンボの異名。

あかね 【赤根】🔗🔉

あかね 【赤根】 姓氏の一。

あかね-たけと 【赤根武人】🔗🔉

あかね-たけと 【赤根武人】 (1838-1866) 幕末の志士。周防国の人。尊王攘夷を唱え長州藩奇兵隊総監。のち討幕派と対立,捕らえられて斬罪。

あか-ねずみ [3] 【赤鼠】🔗🔉

あか-ねずみ [3] 【赤鼠】 日本各地にいる普通の野鼠。体長約10センチメートルで,尾はそれよりもわずかに短い。背面は橙(ダイダイ)色を帯びた赤褐色,腹面は白色。疎林に穴を掘ってすむ。農作物を食害することもある。チネズミ。

大辞林 ページ 137912