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あきづ 【秋津】🔗🔉

あきづ 【秋津】 (1)もと,奈良県御所市,旧秋津村室のあたりの古地名。 (2)奈良県吉野町,宮滝付近の古地名。上代,吉野離宮の置かれた地。「花散らふ―の野辺に宮柱太敷きませば/万葉 36」

あき-ついり [3] 【秋入梅・秋黴雨】🔗🔉

あき-ついり [3] 【秋入梅・秋黴雨】 〔「ついり」は「つゆいり」の転〕 秋の長雨。また,その季節に入ること。[季]秋。《果てもなく瀬の鳴る音や―/史邦》

あき-つ-かみ 【現つ神】🔗🔉

あき-つ-かみ 【現つ神】 現実に姿を現している神。天皇の尊称。あきつみかみ。あらひとがみ。「―吾が皇(オオキミ)の天の下/万葉 1050」

あきづき 【秋月】🔗🔉

あきづき 【秋月】 福岡県甘木(アマギ)市の地名。近世,黒田氏の城下町。

あきづき-の-らん 【秋月の乱】🔗🔉

あきづき-の-らん 【秋月の乱】 1876年(明治9)10月26日秋月に起こった士族の反乱。旧秋月藩士宮崎車之助(1839-1876)・今村百八郎(1842-1876)らが,神風連の乱に呼応して挙兵したが,小倉鎮台の兵に翌月三日鎮圧された。

あき-づ・く 【秋付く】 (動カ四)🔗🔉

あき-づ・く 【秋付く】 (動カ四) 秋になる。秋めいてくる。「今よりは―・きぬらし/万葉 3655」

あきつ-くに 【秋津国】🔗🔉

あきつ-くに 【秋津国】 「あきつしま」に同じ。

あきつ-しま 【秋津島・秋津洲・蜻蛉洲】🔗🔉

あきつ-しま 【秋津島・秋津洲・蜻蛉洲】 〔古くは「あきづしま」〕 ■一■ (名) 初め,大和国内の一地名。のち,「しま」が国と同義であるところから大和国の異名となり,さらに,日本国の異称となった。秋津島根(アキツシマネ)。「そらみつ倭の国を―とふ/古事記(中)」 ■二■ (枕詞) 「大和」にかかる。「―大和の国の橿原の畝傍の宮に/万葉 4465」

あきっ-ぽ・い [4] 【飽きっぽい】 (形)🔗🔉

あきっ-ぽ・い [4] 【飽きっぽい】 (形) 飽きやすい。「―・い性質」 [派生] ――さ(名)

あき-つ-みかみ 【現つ御神】🔗🔉

あき-つ-みかみ 【現つ御神】 「あきつかみ」に同じ。「かけまくもかしこき―と/祝詞(出雲国造神賀詞)」

大辞林 ページ 137943