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あくが・る 【憧る】 (動ラ下二)🔗🔉

あくが・る 【憧る】 (動ラ下二) 〔「がる」は離れる意〕 (1)心や体が居るべき所から離れてさまよう。浮かれ出る。「思ひ余りわびぬる時は宿離(カ)れて―・れぬべき心ちこそすれ/古今六帖 2」「物思ふ人のたましひは,げに―・るる物になむありける/源氏(葵)」 (2)心が強くひきつけられて,じっとしていられない気持ちになる。「入道は心澄み果つまじく―・れてながめゐたり/源氏(松風)」 (3)何かに心をうばわれてぼんやりする。うわの空になる。「世の中をいとはかなきものに思して,ともすれば―・れ給ふを/栄花(様々の悦)」 (4)男女の仲がうとうとしくなる。「御中も―・れて程へにけれど/源氏(真木柱)」

あく-かんじょう ―カンジヤウ [3] 【悪感情】🔗🔉

あく-かんじょう ―カンジヤウ [3] 【悪感情】 ある人を嫌う気持ち。あっかんじょう。「―を抱く」

あく-ぎ [1] 【悪戯】🔗🔉

あく-ぎ [1] 【悪戯】 悪いいたずら。わるふざけ。

あくき-がい ―ガヒ [3] 【悪鬼貝】🔗🔉

あくき-がい ―ガヒ [3] 【悪鬼貝】 ⇒あっきがい

あく-ぎゃく [0] 【悪逆】🔗🔉

あく-ぎゃく [0] 【悪逆】 (1)人の道に背いた,ひどいおこない。 (2)古代,律の八虐の一。主君や尊属を殺そうと謀る罪。 (3)いたずら。乱暴。「酒に酔うては―仕たるが/狂言・悪太郎」 [派生] ――さ(名)

あくぎゃく-むどう ―ダウ [0][5] 【悪逆無道】🔗🔉

あくぎゃく-むどう ―ダウ [0][5] 【悪逆無道】 〔「あくぎゃくぶとう」とも〕 「悪逆」を強めた語。「入道相国の体を見るに―にして/平家 3」

あく-ぎょう ―ギヤウ [0][2] 【悪行】🔗🔉

あく-ぎょう ―ギヤウ [0][2] 【悪行】 悪いおこない。法や人の道に背いたおこない。あっこう。 ⇔善行 「―の限りを尽くす」

あく-ぎょう ―ゲフ [0][2] 【悪業】🔗🔉

あく-ぎょう ―ゲフ [0][2] 【悪業】 悪いしわざ。また,よくない職業。 →あくごう(悪業)

あく-げん [0] 【悪言】🔗🔉

あく-げん [0] 【悪言】 人をあしざまにいう言葉。悪口(アツコウ)。

大辞林 ページ 137960