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あく-しょ [1][0] 【悪所】🔗🔉

あく-しょ [1][0] 【悪所】 (1)山道や坂道などの,特に険しい所。難所。 (2)遊蕩(ユウトウ)する場所。遊里。悪所場。

あくしょ-おち 【悪所落ち】🔗🔉

あくしょ-おち 【悪所落ち】 遊里に通うこと。「礼場(レイバ)よりすぐに―の内談/浮世草子・一代女 3」

あくしょ-がね 【悪所金】🔗🔉

あくしょ-がね 【悪所金】 遊里で使う金銭。遊蕩(ユウトウ)費。悪性金。「京中の―を借り出す男なり/浮世草子・二十不孝 1」

あくしょ-がよい ―ガヨヒ [4] 【悪所通い】 (名)スル🔗🔉

あくしょ-がよい ―ガヨヒ [4] 【悪所通い】 (名)スル 遊里に通うこと。

あくしょ-ぐるい ―グルヒ [4] 【悪所狂い】🔗🔉

あくしょ-ぐるい ―グルヒ [4] 【悪所狂い】 遊里に入りびたって,遊びにふけること。悪性狂い。

あくしょ-ば [0] 【悪所場】🔗🔉

あくしょ-ば [0] 【悪所場】 遊里。悪所。

あくしょ-ぶね [4] 【悪所船】🔗🔉

あくしょ-ぶね [4] 【悪所船】 江戸時代,遊里へ通った船。江戸では吉原通いの猪牙舟(チヨキブネ)が有名。

あく-しょ [1] 【悪書】🔗🔉

あく-しょ [1] 【悪書】 (1)低俗な内容の本。読者や社会に悪い影響を与えるいかがわしい本。 ⇔良書 「―追放」 (2)遊里や好色について書いた本。

あく-じょ ―ヂヨ [1] 【悪女】🔗🔉

あく-じょ ―ヂヨ [1] 【悪女】 (1)性質のよくない女。 (2)容貌の醜い女。

――の深情(フカナサ)け🔗🔉

――の深情(フカナサ)け 醜い女性はかえって情が深いということ。普通,ありがた迷惑だという意で使う。

あく-しょう ―シヤウ 【悪性】 (名・形動)🔗🔉

あく-しょう ―シヤウ 【悪性】 (名・形動) 性質が悪いこと。特に,身持ちの悪いこと。酒色にふけること。また,そのさま。「とかくさうした―な男を/浮世草子・禁短気」

あくしょう-がね ―シヤウ― 【悪性金】🔗🔉

あくしょう-がね ―シヤウ― 【悪性金】 「悪所金(アクシヨガネ)」に同じ。「親旦那の―を十四貫目横取りして/浄瑠璃・淀鯉(上)」

あくしょう-ぐるい ―シヤウグルヒ 【悪性狂ひ】🔗🔉

あくしょう-ぐるい ―シヤウグルヒ 【悪性狂ひ】 「悪所狂(アクシヨグル)い」に同じ。

大辞林 ページ 137963