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あさ-まだき [3] 【朝まだき】🔗🔉

あさ-まだき [3] 【朝まだき】 〔「まだき」は未(イマ)だ,の意〕 夜の明けきらないころ。朝早く。「―,東の空漸(ヨウヤ)く白みし頃/源おぢ(独歩)」

あさままる-じけん 【浅間丸事件】🔗🔉

あさままる-じけん 【浅間丸事件】 1940年(昭和15)千葉県野島崎沖でイギリス軍艦が浅間丸を臨検し,敵国ドイツの船客を連れ去った事件。

あさま-もの 【浅間物】🔗🔉

あさま-もの 【浅間物】 1698年初演の「傾城浅間嶽(ケイセイアサマガタケ)」を原拠とする歌舞伎・浄瑠璃・舞踊の一群。巴之丞が傾城の奥州ととりかわした起請文を焼くと,その煙の中から奥州の姿が現れるという趣向をもつ。

あさま-やま 【浅間山】🔗🔉

あさま-やま 【浅間山】 長野県と群馬県の境にある三重式活火山。海抜2568メートル。数百年ごとに大噴火を繰り返す。浅間の嶽(タケ)。浅間の山。((歌枕))「雲はれぬ浅間の山のあさましや人の心をみてこそやまめ/古今(雑体)」

あさまやま-ふんか ―クワ 【浅間山噴火】🔗🔉

あさまやま-ふんか ―クワ 【浅間山噴火】 1783年(天明3)7月の浅間山の大噴火。北関東全域に火山灰が降り,火砕流によって多くの集落が破壊・埋没,死者千人以上。この噴火で鬼押し出しの奇観が生じ,また火山灰による日射量の減少は天明の冷害(天明の飢饉)の一因を成したといわれる。

あさ-み [0] 【浅み】🔗🔉

あさ-み [0] 【浅み】 (1)浅いところ。あさせ。 ⇔深み (2)歌舞伎のかつらの一。僧侶の役に用いる。

あさみ 【浅見】🔗🔉

あさみ 【浅見】 姓氏の一。

あさみ-けいさい 【浅見絅斎】🔗🔉

あさみ-けいさい 【浅見絅斎】 (1652-1711) 江戸中期の儒者。近江の人。名は安正。山崎闇斎に学び,崎門(キモン)三傑の一人。師の垂加神道をとらず,敬義内外説に異を唱えて破門された。その著「靖献遺言(セイケンイゲン)」は近世尊王論に多大の影響を与えた。

あざみ [0] 【薊】🔗🔉

あざみ [0] 【薊】 キク科アザミ属の植物の総称。一般に多年草で,大形のものが多い。葉は羽状に裂け,縁にとげがある。花は多数の管状花からなる頭花で,春から秋に咲き,淡紅色・紅紫色まれに白色。ノアザミ・フジアザミ・モリアザミ・オニアザミなど種類が多い。[季]春。

大辞林 ページ 138033