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――男((アズマオトコ))に京女(キヨウオンナ)🔗🔉

――男((アズマオトコ))に京女(キヨウオンナ) 男はたくましい東国の男がよく,女はやさしい京都の女がよい。

あずま-あそび アヅマ― [4] 【東遊び】🔗🔉

あずま-あそび アヅマ― [4] 【東遊び】 上代,東国の歌舞の意。東国地方の風俗歌に合わせて舞う民間舞踊であったが,平安時代に雅楽の一曲として形式が整えられた。舞人は四人または六人。歌手八人の楽で演奏する。舞に駿河舞・求子(モトメゴ)舞があり,二つを舞うと諸舞(モロマイ),後者のみを舞うと片舞という。中世には廃れたが,江戸時代に再興され,宮中の祭儀や神社の祭礼に行われている。東舞(アズママイ)。 東遊び [図]

あずま-うた アヅマ― [3] 【東歌】🔗🔉

あずま-うた アヅマ― [3] 【東歌】 万葉集(巻一四)や古今集(巻二〇)などに載っている,東国地方でよまれた和歌。万葉集のものは,東国方言を多く含む。

あずま-うど アヅマ― 【東人】🔗🔉

あずま-うど アヅマ― 【東人】 「あずまびと」の転。[色葉字類抄]

あずま-え アヅマ 【東絵】🔗🔉

あずま-え アヅマ 【東絵】 「吾妻錦絵」に同じ。

あずま-えびす アヅマ― [4] 【東夷・東蝦夷】🔗🔉

あずま-えびす アヅマ― [4] 【東夷・東蝦夷】 京都の人が東国地方の人々,特に武士の無骨さをあざけっていった語。東国の野人。

あずま-おとこ アヅマヲトコ [4] 【東男】🔗🔉

あずま-おとこ アヅマヲトコ [4] 【東男】 (1)江戸生まれの男。気っぷのよさや男らしさをほめていう語。 (2)東国の男。風流を解さない田舎者,荒々しい無骨者などの気持ちで使うことが多い。あずまおのこ。「荒ましき―の腰に物負へる/源氏(宿木)」

あずま-おどり アヅマヲドリ [4] 【東をどり】🔗🔉

あずま-おどり アヅマヲドリ [4] 【東をどり】 1925年(大正14)東京新橋の花街の芸妓たちが,京都の「都をどり」にならって始めた舞踊。戦争のため一時中断,第二次大戦後復活。[季]春。

大辞林 ページ 138092