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あずま-おり アヅマヲリ 【東折り】🔗🔉

あずま-おり アヅマヲリ 【東折り】 「東絡(アズマカラ)げ」に同じ。「布の小袖に―し/平家 8」

あずま-からげ アヅマ― [4] 【東絡げ】🔗🔉

あずま-からげ アヅマ― [4] 【東絡げ】 着物の両脇を腰のあたりで引き上げて帯にはさみ,裾前を開くようにするもの。あずまおり。あずまばしょり。

あずま-ぎく アヅマ― [3] 【東菊・吾妻菊】🔗🔉

あずま-ぎく アヅマ― [3] 【東菊・吾妻菊】 (1)キク科の多年草。本州中部以北に自生。高さ30センチメートル,葉はへら状で茎の下部に密につく。全体に短毛がある。四,五月頃茎頂に径3センチメートルほどの頭花を一輪つける。周囲の舌状花は淡紫色,中央の管状花は黄色。[季]春。 (2)ミヤコワスレの別名。 東菊(1) [図]

あずま-ぎぬ アヅマ― 【東絹】🔗🔉

あずま-ぎぬ アヅマ― 【東絹】 東国で産した絹織物。「あららかなる―どもを/源氏(東屋)」

あずま-くだり アヅマ― [4] 【東下り】🔗🔉

あずま-くだり アヅマ― [4] 【東下り】 昔,京都から東国へ行くこと。特に中世では,鎌倉へ行くこと。海道下り。

あずま-げた アヅマ― [3] 【東下駄】🔗🔉

あずま-げた アヅマ― [3] 【東下駄】 畳表をつけた婦人用のげた。浅い爪皮(ツマカワ)をつけて雨の時にも用いる。

あずま-コート アヅマ― [4] 【東―】🔗🔉

あずま-コート アヅマ― [4] 【東―】 婦人の和服用コート。被布(ヒフ)に似るが,たけは長く足首あたりまである。ラシャ・セルなどでつくる。明治中期,東京から流行した。[季]冬。 東コート [図]

あずま-ごと アヅマ― 【東琴】🔗🔉

あずま-ごと アヅマ― 【東琴】 「和琴(ワゴン)」に同じ。「嫗は昔―をこそは,こともなく弾き侍りしかど/源氏(手習)」

あずま-ことば アヅマ― [4] 【東言葉】🔗🔉

あずま-ことば アヅマ― [4] 【東言葉】 東国地方のなまり。東国方言。関東方言。京言葉にくらべて下品とされた。

あずま-じ アヅマヂ [0] 【東路】🔗🔉

あずま-じ アヅマヂ [0] 【東路】 (1)京都から東国に向かう街道。東海道・東山道をいう。 (2)東国地方。東国。「―の手児の呼坂越えがねて/万葉 3442」

大辞林 ページ 138093