複数辞典一括検索+

あずま-まい アヅママヒ [3][0] 【東舞】🔗🔉

あずま-まい アヅママヒ [3][0] 【東舞】 「東遊(アズマアソ)び」に同じ。

あずま-むし アヅマ― 【東虫】🔗🔉

あずま-むし アヅマ― 【東虫】 シラミの異名。「旅衣きつつなれにし―/柳多留 112」

あずま-むすび アヅマ― [4] 【東結び・吾妻結び】🔗🔉

あずま-むすび アヅマ― [4] 【東結び・吾妻結び】 紐(ヒモ)の結び方の一。輪を左右に出し,中を三巻きにして結ぶもの。几帳(キチヨウ)の台・守り袋・簾(スダレ)・のれんなどの紐を結ぶときに用いる。

あずま-や アヅマ― [3] 【東屋・四阿】🔗🔉

あずま-や アヅマ― [3] 【東屋・四阿】 〔東国風のひなびた家の意という〕 (1)屋根を四方へ葺(フ)き下ろした建物。寄せ棟造り。 →真屋(マヤ) (2)庭園や公園に設ける休憩用の小さな建物。萱(カヤ)・藁(ワラ)・杉皮などで葺いた寄せ棟形式の屋根で四方を吹き放しにしたもの。亭(チン)。 (3)催馬楽の曲名。「君―を忍びやかに謡ひて/源氏(紅葉賀)」 (4)源氏物語の巻名。第五〇帖。宇治十帖の一。

あずま-わらわ アヅマワラハ 【東孺・東豎子】🔗🔉

あずま-わらわ アヅマワラハ 【東孺・東豎子】 内侍所(ナイシドコロ)の女官。女蔵人(ニヨクロウド)の次位。行幸の時に,馬に乗ってお供をした。同腹(ドウフク)の三つ子は天子を守るという故事から,三つ子を重用した。姫松。姫大夫(ヒメモウチギミ)。

あ-ずま ―ヅマ 【吾妻・吾嬬】🔗🔉

あ-ずま ―ヅマ 【吾妻・吾嬬】 私の妻。わが妻。「―はやと詔りたまひき/古事記(中)」

あずまかがみ アヅマ― 【吾妻鏡・東鑑】🔗🔉

あずまかがみ アヅマ― 【吾妻鏡・東鑑】 鎌倉幕府の事績を記した編年体の史書。五二巻。鎌倉幕府の編纂になるといわれる。1180年(治承4)から1266年(文永3)までを収める。幕府の公用記録のほかに,「明月記」などの公家日記や古文書類を引用史料として編まれ,変体漢文で記されている。わが国最初の武家記録。

大辞林 ページ 138095