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――から後から🔗🔉

――から後から ある物事がとぎれなく連続して起こるさま。次から次に。「―わきあがる雲」

――にも先にも🔗🔉

――にも先にも 今までも,またこれからも。それ一回きりのことであることを強調していう。「あんなにこわい思いをしたのは―あの時だけだ」

――の雁(カリ)((ガン))が先になる🔗🔉

――の雁(カリ)((ガン))が先になる あとの者が先に進む者を追い越す。後輩が先輩を追い越すことなどにいう。

――の祭り🔗🔉

――の祭り (1)祭りの翌日,供え物を下げて飲食すること。後宴。 (2)〔祭りのすんだあとの山車(ダシ)の意から〕 時機を逸してかいのないこと。ておくれ。「悔やんでも―だ」

――は野となれ山となれ🔗🔉

――は野となれ山となれ 当面のことさえうまくいけば,あとはどうなろうとかまわない。

――へ引かない🔗🔉

――へ引かない 自分の意見・主張に固執し,譲歩しない。「言い出したら―ない」

――へも先へも行かぬ🔗🔉

――へも先へも行かぬ 進退きわまる。にっちもさっちもいかない。

――を弔(トムラ)・う🔗🔉

――を弔(トムラ)・う 死者の霊を慰めるために供養をする。

――を引・く🔗🔉

――を引・く (1)(飲食物などについて)引き続いて欲しくなる。 (2)事の影響があとに残る。「正月気分が―・く」

あと [1] 【跡・迹】🔗🔉

あと [1] 【跡・迹】 〔「足(ア)所(ト)」の意〕 (1)足で踏んだ所や車の通り過ぎた所に残るしるし。「廊下に足の―が残る」「車輪の―」 (2)ある事が行われた,あるいは存在したことを示す証拠。また,その場所。「苦労の―が見える」「手術の―」「古い都の―」 〔建造物には「址」,傷などには「痕」とも書く〕 (3)人の残したもの。(ア)定まった様式。先例。手本。「師の―を追う」(イ)家督。跡目。また,それを継ぐ人。「―を継ぐ」 (4)足の方。「妻子(メコ)どもは―の方に/万葉 892」 (5)字。筆跡。「古めきたる黴(カビ)くささながら,―は消えず/源氏(橋姫)」

――の白浪(シラナミ)🔗🔉

――の白浪(シラナミ) 船の通った跡に立つ白波。すぐに消えてしまうところから,はかないことにたとえる。「―はまことにこそ消えもて行け/枕草子 306」

――を追・う🔗🔉

――を追・う (1)(「後を追う」とも書く)追いかける。 (2)死んだ人を慕って自らの命を絶つ。また,ゆかりのある人が死んだあと,引き続いて死ぬ。「恋人の―・う」

大辞林 ページ 138171