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あと-つけ 【後付け・跡付け】🔗⭐🔉
あと-つけ 【後付け・跡付け】
〔「あとづけ」とも〕
(1)客を乗せた馬の尻に荷物をつけること。また,その荷物。「新羅琴(シラギゴト),―に長国(オサクニ)・国宗の大小はなさず/浮世草子・武道伝来記 6」
(2)付き添って身の回りの世話などをする人。付き人。「置手拭(オキテヌグイ)して―の男を待合はせ/浮世草子・一代男 3」
(3)太鼓持ち。幇間(ホウカン)。
(4)つけ加えること。追加。特に上方の遊里で,翌朝に追加時間を契約して遊女を揚げること。「今夜はここの揚,しかも―にまでしてあるもの/歌舞伎・五大力」
(5)前の句の最後の言葉を次の句の最初に置いて,次々に句を続けていく遊戯。のちには,しりとりをもいう。
あと-づけ [0] 【後付け】🔗⭐🔉
あと-づけ [0] 【後付け】
書籍の巻末に入れる後記・索引・付図・奥付など。
⇔前付け
あと-づ・ける [4] 【跡付ける】 (動カ下一)🔗⭐🔉
あと-づ・ける [4] 【跡付ける】 (動カ下一)
物事の変化していった跡をたどって確かめる。「町の変遷を―・ける」
あと-とり [2] 【後取り】🔗⭐🔉
あと-とり [2] 【後取り】
「捏(コ)ね取(ド)り」に同じ。
あと-とり [2] 【跡取り】🔗⭐🔉
あと-とり [2] 【跡取り】
家のあとを継ぐ人。あとつぎ。「―むすこ」
あど-な・い [3] (形)[文]ク あどな・し🔗⭐🔉
あど-な・い [3] (形)[文]ク あどな・し
無邪気だ。あどけない。「縋(スガ)つて頼むやうに―・く云つて/婦系図(鏡花)」
あと-な・し 【跡無し】 (形ク)🔗⭐🔉
あと-な・し 【跡無し】 (形ク)
(1)痕跡(コンセキ)がない。あとかたもない。「漕ぎ去(イ)にし船の―・きごとし/万葉 351」
(2)むなしい。はかない。「我(ア)が恋ふる―・き恋の止まなくも怪し/万葉 2385」
(3)人の訪れることがない。「―・き里をうづむ白雪/秋篠月清集」
(4)根拠がない。事実無根だ。「―・き事にはあらざめりとて/徒然 50」
大辞林 ページ 138178。