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あま-かぞう ―カゾフ 【天数ふ】 (枕詞)🔗🔉

あま-かぞう ―カゾフ 【天数ふ】 (枕詞) 「そらかぞう」の異訓。

あまがたり-うた 【天語り歌】🔗🔉

あまがたり-うた 【天語り歌】 古代歌謡の一。天語部(アマカタリベ)の語り伝えたという歌謡。古事記雄略天皇の条にある三首が知られる。従来は「あまことうた」と呼ばれた。

あま-がつ 【天児・天倪】🔗🔉

あま-がつ 【天児・天倪】 古代,祓(ハラエ)に際して幼児のかたわらに置き,形代(カタシロ)として凶事を移し負わせた人形。後世は練絹(ネリギヌ)で縫い綿を入れて,幼児のはうような形に作り,幼児の枕頭においてお守りとした這子(ホウコ)をいうようになった。孺形(ジユギヨウ)。「御剣・―やうの物取りて乗る/源氏(薄雲)」

あま-ガッパ [3] 【雨―】🔗🔉

あま-ガッパ [3] 【雨―】 雨降りに着るカッパ。

あま-が-べに 【天が紅】🔗🔉

あま-が-べに 【天が紅】 夕焼け雲。訛って「おまんが紅」とも。音の類似から「尼が紅」とも書く。「下紅葉空にうつすや―/玉海集」

あま-から [0] 【甘辛】🔗🔉

あま-から [0] 【甘辛】 甘みと辛みとがまじった味であること。特に,砂糖と醤油で味付けをしたもの。

あまから-せんべい [5] 【甘辛煎餅】🔗🔉

あまから-せんべい [5] 【甘辛煎餅】 (1)砂糖醤油を塗った煎餅。 (2)塩煎餅に砂糖の衣をつけたもの。

あまから-に [0] 【甘辛煮】🔗🔉

あまから-に [0] 【甘辛煮】 料理の材料を砂糖と醤油で甘辛く煮る調理法。煮汁がなくなるまで煮つめる。

あま-から・い [4] 【甘辛い】 (形)🔗🔉

あま-から・い [4] 【甘辛い】 (形) 砂糖と醤油のまじり合った味である。「―・く煮る」 [派生] ――さ(名)

あま-かわ ―カハ [0] 【甘皮】🔗🔉

あま-かわ ―カハ [0] 【甘皮】 (1)樹木や果実の,外皮の内側にある薄皮。あまはだ。 ⇔粗皮(アラカワ) (2)爪(ツメ)の根もとの薄皮。

あま-かわ ―カハ 【雨皮】🔗🔉

あま-かわ ―カハ 【雨皮】 〔「あまがわ」とも〕 (1)雨天の際,牛車(ギツシヤ)・輿(コシ)などにかけた覆い。表は練絹(ネリギヌ)で油をひき,裏は生絹で製した。「―張りたる車さしよせ/蜻蛉(上)」 (2)厚紙に桐油(トウユ)をひいて製した雨具。修験者が用いた。「笈の上には―肩箱取りつけて/謡曲・安宅」

大辞林 ページ 138253