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あま-くだ・る [0][4] 【天下る・天降る】 (動ラ五[四])🔗🔉

あま-くだ・る [0][4] 【天下る・天降る】 (動ラ五[四]) (1)神が,天上の神の世界から地上の人間界におりる。 (2)高級官僚が官庁を退職して,関連のある民間会社の高い地位につく。「関連企業に―・る」 [可能] あまくだれる

あま-くち [0] 【甘口】 (名・形動)🔗🔉

あま-くち [0] 【甘口】 (名・形動) (1)酒・味噌などの味で,甘みがまさっていること。 ⇔辛口 「―の酒」 (2)相手の気に入るようなうまい言い方。甘言(カンゲン)。「そんな―は請けねえ/人情本・辰巳園 3」 (3)口ぶりがおだやかなこと。「先刻から―にいやあ付上りがして/歌舞伎・助六」 (4)いいかげんなこと。また,手ぬるいさま。「そんな―な分説(イイワケ)では,比継原(ツギハ)は承知しないぞ/当世書生気質(逍遥)」 (5)思慮に欠けるさま。「ちと―な男なれば/浮世草子・諸道聴耳世間猿」

あま-ぐつ [2] 【雨靴】🔗🔉

あま-ぐつ [2] 【雨靴】 雨の日に履くゴム製などの靴。レーン-シューズ。

あまくに 【天国】🔗🔉

あまくに 【天国】 刀工。大宝年間(701-704)大和宇多郡に住し,日本刀工の祖と伝える。在銘の作は現存しない。平家重代の小烏丸(無銘,現御物)の作者と伝えられるが,真実であれば平安時代の刀工となる。

あま-ぐみ [0] 【疎組(み)・阿麻組(み)・亜麻組(み)】🔗🔉

あま-ぐみ [0] 【疎組(み)・阿麻組(み)・亜麻組(み)】 日本建築における斗(トキヨウ)の配し方の一。柱の上にのみ斗を組むもの。柱と柱の間には間斗束(ケントヅカ)や蟇股(カエルマタ)などが置かれる。疎(マバ)ら組み。 →詰め組み

あま-くも 【天雲】🔗🔉

あま-くも 【天雲】 〔「あまぐも」とも〕 空の雲。「―の向伏す極み/万葉 800」

あまくも-の 【天雲の】 (枕詞)🔗🔉

あまくも-の 【天雲の】 (枕詞) 雲の形状から,「たゆたふ」「ゆくらゆくら」「たどきも知らず」などにかかる。「―たゆたふ心我が思はなくに/万葉 2816」

大辞林 ページ 138256