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あま-だり 【雨垂り】🔗🔉

あま-だり 【雨垂り】 (1)あまだれ。[日葡] (2)あまだれの落ちてくる所。あまおち。「あたらしき不動尊,しばし―におはしませ/宇治拾遺 1」

あま-たる・い [4][0] 【甘たるい】 (形)[文]ク あまたる・し🔗🔉

あま-たる・い [4][0] 【甘たるい】 (形)[文]ク あまたる・し 「あまったるい」に同じ。「―・い金玉糖/門(漱石)」

あま-だれ [0] 【雨垂れ】🔗🔉

あま-だれ [0] 【雨垂れ】 軒先などからしたたり落ちる雨のしずく。あましずく。

――石を穿(ウガ)つ🔗🔉

――石を穿(ウガ)つ 〔漢書(枚乗伝)〕 わずかなことでもそれがたび重なると大事になる。こつこつと努力を重ねれば成功につながる。点滴(テンテキ)石を穿つ。

あまだれ-おち [0] 【雨垂れ落ち】🔗🔉

あまだれ-おち [0] 【雨垂れ落ち】 軒下の雨垂れの落ちる所。あまおち。

あまだれ-びょうし ―ビヤウ― [5] 【雨垂れ拍子】🔗🔉

あまだれ-びょうし ―ビヤウ― [5] 【雨垂れ拍子】 日本音楽の用語。雨垂れのような等拍リズム。地拍子。実際の演奏では拍の伸縮が常用されるので,基本的な拍の想定概念としていわれる。また,初心者向きのリズムなので,否定的評価を伴っていうこともある。

あま-た・れる [4][0] 【甘たれる】 (動ラ下一)🔗🔉

あま-た・れる [4][0] 【甘たれる】 (動ラ下一) 「あまったれる」に同じ。

あまちこ・い 【甘ちこい】 (形)🔗🔉

あまちこ・い 【甘ちこい】 (形) 〔近世語〕 考え方があまえている。手ぬるい。「―・い減らず口聞いて居るぬしでないぞえ/浄瑠璃・鬼一法眼」

あま-ちゃ [0] 【甘茶】🔗🔉

あま-ちゃ [0] 【甘茶】 (1)ユキノシタ科の落葉低木。ヤマアジサイの変種。やや小振りで,栽培もされる。 (2)アマチャ・アマチャヅルの葉を蒸してもみ,乾燥したものを煎(セン)じた飲料。黄褐色で甘みが強く,食品の甘味料ともする。四月八日の灌仏会(カンブツエ)に釈迦像にかけ,また,飲む。[季]春。 〔「甘茶の花」は [季]夏〕

――でかっぽれ🔗🔉

――でかっぽれ 幕末から明治にかけて流行した俗謡「かっぽれ」の囃子詞(ハヤシコトバ)の一節。「―塩茶でかっぽれ」

大辞林 ページ 138263