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あ・ゆ 【肖ゆ】 (動ヤ下二)🔗🔉

あ・ゆ 【肖ゆ】 (動ヤ下二) 似る。あやかる。「鞆(ホムタ)を負(ハ)きたまへるに―・えたまへり/日本書紀(応神)」「その,たなばたの裁ち縫ふ方をのどめて,長き契りにぞ―・えまし/源氏(帚木)」

あ・ゆ 【零ゆ】 (動ヤ下二)🔗🔉

あ・ゆ 【零ゆ】 (動ヤ下二) (1)(果実・花などが)こぼれ落ちる。「―・ゆる実は玉に貫きつつ/万葉 4111」 (2)(汗・血などが)滴り落ちる。「すずろに汗―・ゆる心地ぞする/枕草子 23」

あ-ゆい ―ユヒ 【足結・脚結】🔗🔉

あ-ゆい ―ユヒ 【足結・脚結】 (1)上代,男子が外出や正装のとき,袴の上から膝下あたりで結ぶ紐(ヒモ)。鈴や玉をつけることもあった。あしゆい。あよい。 ⇔手結(タユイ) 「宮人の―の小鈴落ちにきと/古事記(下)」 (2)富士谷成章の用いた文法用語。現在の助詞・助動詞・接尾語などに相当する。 →挿頭抄(カザシシヨウ) 足結(1) [図]

アユイ Ren-Just Hay🔗🔉

アユイ Ren-Just Hay (1743-1822) フランスの鉱物学者。鉱物の結晶をその物理的性質・対称性に着目して研究し,結晶に関する有理の指数法則(アユイの法則)を提出した。

あゆいしょう アユヒセウ 【脚結抄】🔗🔉

あゆいしょう アユヒセウ 【脚結抄】 語学書。富士谷成章著。五巻六冊。1778年刊。脚結(アユイ)(現在の助詞・助動詞・接尾語など)を体系的に分類・整理して,その用法・意義を解説する。また,序論には「装図(ヨソイノカタ)」として用言の活用表が示されている。 →挿頭抄(カザシシヨウ)

大辞林 ページ 138323