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あり [0] 【蟻】🔗⭐🔉
あり [0] 【蟻】
(1)膜翅目アリ科の昆虫。体は頭・胸・腹の三部に分けられ,胸部と腹部の間が細くくびれている。大部分は2〜10ミリメートル。体色は黒か赤褐色。女王アリを中心に雄アリ・働きアリ(不完全な雌)が地中や朽ち木に巣を作り,多数で社会生活を営む。糖分を含む食物を好む。全世界に分布し,種類が多い。[季]夏。
(2)建築で,鳩尾状(逆三角形)に広がった形の名称。木材の端に作って継ぎ手・仕口(シクチ)などに用いる。
――穴を出(イ)ず🔗⭐🔉
――穴を出(イ)ず
冬の間穴にこもっていた蟻が,春になって地上に出る。[季]春。
――の穴から堤(ツツミ)も崩(クズ)れる🔗⭐🔉
――の穴から堤(ツツミ)も崩(クズ)れる
〔韓非子(喩老)〕
ささいなことでも油断すると,大きな災いを招くことがあるというたとえ。千丈(センジヨウ)の堤も蟻の穴より崩れる。
――の甘きにつくが如(ゴト)し🔗⭐🔉
――の甘きにつくが如(ゴト)し
利益のあるところに人が群がり集まることのたとえ。
――の思いも天に=届く(=登る)🔗⭐🔉
――の思いも天に=届く(=登る)
たとえ微力であっても,一心に願えば望みが達成されることのたとえ。
――の熊野(クマノ)参り🔗⭐🔉
――の熊野(クマノ)参り
大勢の人が列をなして,ぞろぞろ歩くさまのたとえ。
――の這(ハ)い出る隙(スキ)もない🔗⭐🔉
――の這(ハ)い出る隙(スキ)もない
ほんの少しのすき間もないほど警戒が厳重である。
あ・り 【有り・在り】 (動ラ変)🔗⭐🔉
あ・り 【有り・在り】 (動ラ変)
⇒ある
アリア [1]
(イタリア) aria
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アリア [1]
(イタリア) aria
(1)オペラなどの劇音楽や宗教声楽曲で歌われる器楽伴奏つきの旋律的な独唱歌。多く技巧的。状況説明的なレチタティーボに対する。両者の中間的性格のものはアリオーソと呼ばれる。詠唱。
(2)演奏会用に作曲された抒情的な小歌曲や器楽曲。
(イタリア) aria
(1)オペラなどの劇音楽や宗教声楽曲で歌われる器楽伴奏つきの旋律的な独唱歌。多く技巧的。状況説明的なレチタティーボに対する。両者の中間的性格のものはアリオーソと呼ばれる。詠唱。
(2)演奏会用に作曲された抒情的な小歌曲や器楽曲。
あり-あい ―アヒ [0] 【有り合い】🔗⭐🔉
あり-あい ―アヒ [0] 【有り合い】
たまたまそこにあること。ありあわせ。「久振(ヒサシブリ)で来たから何でも―で一つ…飲まして遣りませう/真景累ヶ淵(円朝)」
あり-あ・う ―アフ [0][3] 【有り合う・在り合う】 (動ワ五[ハ四])🔗⭐🔉
あり-あ・う ―アフ [0][3] 【有り合う・在り合う】 (動ワ五[ハ四])
(1)ちょうどそこにある。ありあわせる。「どつさり―・ふ長椅子に身を落し/ふらんす物語(荷風)」
(2)たまたまそこに居あわせる。「いたれりし国にてぞ子生めるものども―・へる/土左」
(3)行きあう。偶然出会う。「路のほどなどに夜行の夜などもおのづから―・ふらむ/栄花(初花)」
大辞林 ページ 138365。