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あり-か 【在り香】🔗🔉

あり-か 【在り香】 〔「ありが」とも〕 (1)薫(タ)き物などの良いにおい。「ふぢばかま草の枕ににほふなりたがぬぎおける―なるらむ/拾玉集」 (2)臭気。異臭。「いとふ―や袖に残らん/東関紀行」 (3)わきが。体臭。「人の身に,をのづから―などある人/乳母草子」

ありが 【有賀】🔗🔉

ありが 【有賀】 姓氏の一。

ありが-ながお ―ナガヲ 【有賀長雄】🔗🔉

ありが-ながお ―ナガヲ 【有賀長雄】 (1860-1921) 公法学者。大阪生まれ。東大卒。国際法に通じ,日清・日露の戦役に法律顧問として従軍。二十一箇条要求に反対し政府と対立。著「社会学」「国家学」「近時外交史」など。

あり-がお ―ガホ 【有り顔】🔗🔉

あり-がお ―ガホ 【有り顔】 いかにもそのようでありげな顔つき。まことしやかな顔つき。「いとうつくしうおはすと―に聞えなして/栄花(衣の珠)」

あり-かけ [2][0] 【蟻掛】🔗🔉

あり-かけ [2][0] 【蟻掛】 建築の仕口(シクチ)の一。一方の材の端に蟻(アリホゾ)を作り他の材に蟻穴を切ってはめ込むもの。ありおとし。 →仕口

あり-かた [3] 【在り方・有り形】🔗🔉

あり-かた [3] 【在り方・有り形】 (1)物事のあるべき姿。「政治の―」 (2)現在ある形。ありさま。実情。「其の消息及び地形の―を伺ひたまふ/日本書紀(景行訓)」

あり-がた 【有(り)難】🔗🔉

あり-がた 【有(り)難】 (形容詞「ありがたい」の語幹)

ありがた-なみだ [5] 【有(り)難涙】🔗🔉

ありがた-なみだ [5] 【有(り)難涙】 ありがたくて流す涙。感謝の涙。「手厚き取扱ひ―に呉れける/露小袖(乙羽)」

ありがた-めいわく [5] 【有(り)難迷惑】 (名・形動)[文]ナリ🔗🔉

ありがた-めいわく [5] 【有(り)難迷惑】 (名・形動)[文]ナリ 人の親切や好意などをありがたいと思いながら,かえって迷惑に感じられること。また,そのさま。「―な援助」

ありがた-や [0] 【有(り)難屋】🔗🔉

ありがた-や [0] 【有(り)難屋】 (1)神仏をむやみに信じてありがたがる人。 (2)権威ある人の説をむやみに尊重する人。

ありがた-やま 【有(り)難山】🔗🔉

ありがた-やま 【有(り)難山】 「ありがたい」意をしゃれていう語。「これは―のとんびからす/黄表紙・栄花夢」

大辞林 ページ 138370