アルメイダ Luis de Almeida (1525-1583) ポルトガル人のイエズス会士。1552年貿易商として来日し，イエズス会に入会。府内（大分）を中心に，伝道布教・医療事業に尽力し，天草で没した。

アルメニア Armenia 西アジア，カフカス山脈の南部に位置する内陸国。共和制。西はトルコと国境を接する。綿花・ブドウ・コニャックなどを産する。1991年12月ソビエト連邦の解体により独立。住民はアルメニア人。首都エレバン。面積3万平方キロメートル。人口三七三万（1993）。正称，アルメニア共和国。

アルメニア-ご [0] 【―語】 インド-ヨーロッパ語族に属し，独立の一語派をなす言語。アルメニア共和国およびその周辺で用いられる。文字は独特のアルメニア文字を使用。

アルメリア [0] (ラテン) Armeria イソマツ科の多年草。北半球の北部に自生。根元から線形の葉を多数出す。春，高さ約15センチメートルの花茎の先に淡紅色の小花を密につける。花壇の縁取り，鉢植えなどにする。ハマカンザシ。

アルル Arles フランス南部，ローヌ川下流の東岸にある観光都市。円形闘技場などローマ時代の史跡が多く，付近でブドウを産する。

アルル-のおんな ―ヲンナ 【―の女】 〔原題 (フランス) L'Arlsienne〕 （１）ドーデの戯曲。南フランスの農村を舞台にした恋愛悲劇。1872年初演。短編集「風車小屋だより」の一編を戯曲化したもの。 （２）{（１）}の付随音楽として1872年ビゼーが作曲した管弦楽曲。全二七曲からなるが，今日ではこれに基づく二つの組曲が演奏される。

アルルカン [3] (フランス) arlequin コメディア-デラルテの道化(ドウケ)役。アルレッキーノ。ハーレクィン。

あれ 【阿礼】 〔動詞「ある（生）」の名詞形か〕 神霊の出現の縁となる物。榊(サカキ)の木など。綾絹(アヤギヌ)や鈴などを飾りつけて使う。賀茂社や松尾社のものが知られている。