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あわら-おんせん アハラヲンセン 【芦原温泉】🔗🔉

あわら-おんせん アハラヲンセン 【芦原温泉】 福井県北部,芦原町にある温泉。食塩泉。東尋坊(トウジンボウ)や越前松島への拠点。

あわれ アハレ [1] 【哀れ】🔗🔉

あわれ アハレ [1] 【哀れ】 ■一■ (名・形動)[文]ナリ (1)同情しないではいられない・こと(さま)。かわいそう。気の毒。「―な声で泣く」「遺児の笑顔に―を催す」 (2)人から同情されるような状態にある・こと(さま)。惨め。「―な姿を見られたくない」 〔(1)(2)は「憐れ」とも書く〕 (3)人を悲しみに沈ませるような状態にある・こと(さま)。悲哀。「滅びゆく民族の―」 (4)しみじみとした情趣。味わい。「心澄まして掻き立て給へる箏の琴の音,おもしろう―なる事かぎりなし/浜松中納言 2」 →物の哀れ (5)心ひかれること。慕わしいこと。いとしさ。「まだ下臈に侍りし時,―と思ふ人侍りき/源氏(帚木)」 (6)感動を受けるさま。立派だ。感心だ。「此れを聞くに貴く―に思ひて,即ち免してけり/今昔 13」「―なるもの,孝ある人の子,よき男のわかきが御嶽精進したる/枕草子 119」 ■二■ (感) (1)賞賛,喜び,愛惜,悲しみなどの感動を表す語。「後も取り見る思ひ妻―/古事記(下)」「旅に臥(コ)やせるこの旅人―/万葉 415」 (2)強い願望を表す語。ぜひにも。どうか。「―御詞を下しおかれませうなれば,有難うござりまする/歌舞伎・毛抜」 (3)はやしことば。「いで我が駒早く行きこせ待乳(マツチ)山―待乳山はれ/催馬楽」 〔うれしいにつけ悲しいにつけ,心の底から自然と発せられる声に由来し,しみじみと心にしみる感じを広く表すのが原義。平安時代には形容動詞の用法も成立し次第に哀愁の情を表す意で用いられることが多くなった。また中世には強い感動を表す際に促音化して「あっぱれ」が生じた〕 [派生] ――が・る(動ラ五[四])――げ(形動)――さ(名)

――を止(トド)・める🔗🔉

――を止(トド)・める 悲惨や同情を一身に集める。「―・めたのは,一人残された幼子の姿だった」

大辞林 ページ 138439