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あわれっ-ぽ・い アハレツ― [5] 【哀れっぽい】 (形)🔗🔉

あわれっ-ぽ・い アハレツ― [5] 【哀れっぽい】 (形) 哀れをそそるさまである。みじめなさまである。「―・い声で同情をひく」 [派生] ――さ(名)

あわれ・ぶ アハレブ 【哀れぶ・憐れぶ】🔗🔉

あわれ・ぶ アハレブ 【哀れぶ・憐れぶ】 ■一■ (動バ四) 「あわれむ」に同じ。「霞を―・び,露をかなしぶ心/古今(仮名序)」 ■二■ (動バ上二) 「あわれむ」に同じ。「手のうらにいれて光を―・びむと思へど/加茂女集」

あわれみ アハレミ [0] 【哀れみ・憐れみ・愍れみ・憫れみ】🔗🔉

あわれみ アハレミ [0] 【哀れみ・憐れみ・愍れみ・憫れみ】 あわれむ気持ち。同情。慈悲。「―を乞(コ)う」「―をかける」

あわれ・む アハレム [3] 【哀れむ・憐れむ】 (動マ五[四])🔗🔉

あわれ・む アハレム [3] 【哀れむ・憐れむ】 (動マ五[四]) (1)かわいそうに思う。気の毒に思う。同情する。「遺児を―・んで引き取る」「人を―・むような目で見る」 (2)慈愛の心で接する。「―・まんと思ふ心は広けれど/金葉(雑上)」 (3)賞美する。めでる。惜しむ。《哀》「燭を背けては共に―・む深夜の月/和漢朗詠(春)」

あん [1] 【案】🔗🔉

あん [1] 【案】 (1)考え。思いつき。アイデア。「いい―が浮かぶ」 (2)したがき。原案。「執行部の―を検討する」 (3)予想。もくろみ。計画。「―をたてる」「―を練る」 (4)物をのせる台。机。「此の経の―の前に立ちて/今昔 6」 (5)思慮。「―ノ深イ人/日葡」

――に落・つ🔗🔉

――に落・つ 考えていたとおりになる。計略にはまる。「人のおしはかる―・つることもあらましかば/源氏(藤袴)」

――に相違する🔗🔉

――に相違する 予想がはずれる。考えていたのと違う。案に違(タガ)う。「―して彼が一着だった」

――に違(タガ)わず🔗🔉

――に違(タガ)わず かねて予想していたとおり。

――の内(ウチ)🔗🔉

――の内(ウチ) 思っていたとおり。考えどおり。計画どおり。「南都の陣を追ひ落とさん事,―に候/太平記 19」

――の如(ゴト)く🔗🔉

――の如(ゴト)く 考えていたように。思ったとおり。

――の外(ホカ)🔗🔉

――の外(ホカ) 思いの外。予想外。意外。案外。「今日の内に寄りて攻めんこそ,彼奴は―にて,まどはめ/今昔 25」

大辞林 ページ 138440