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あんせい-の-ごかこくじょうやく ―デウヤク 【安政の五か国条約】🔗🔉

あんせい-の-ごかこくじょうやく ―デウヤク 【安政の五か国条約】 1858年(安政5),江戸幕府の大老井伊直弼が米・蘭・露・英・仏五か国と順次締結した通商条約の総称。箱館・兵庫・神奈川・長崎・新潟五港の開港を取り決めた。勅許を待たず調印したので安政の仮条約と呼ばれ,尊王攘夷(ソンノウジヨウイ)運動の激化を招いた。また,治外法権や関税自主権の面で将来に禍根を残す不平等条約であった。 →条約改正

あんせい-の-たいごく 【安政の大獄】🔗🔉

あんせい-の-たいごく 【安政の大獄】 1858年(安政5)から翌年にかけ,安政の五か国条約の調印および将軍継嗣問題に対して激化した尊王攘夷(ソンノウジヨウイ)運動派に対し,大老井伊直弼が行なった弾圧。連座者は公卿・志士百余名。吉田松陰・橋本左内ら八名が処刑された。

あんせい-しちん 【安西四鎮】🔗🔉

あんせい-しちん 【安西四鎮】 中国,唐の西域統治機関。安西都護府の下に置かれた,亀茲(キジ)・于(ウテン)・疏勒(ソロク)・砕葉(サイヨウ)(または焉耆(エンキ))の四鎮。 →都護府

あんせき-しょく [4][3] 【暗赤色】🔗🔉

あんせき-しょく [4][3] 【暗赤色】 黒みがかった赤色。

アンセム [1] anthem🔗🔉

アンセム [1] anthem 〔音〕 イギリス国教会で用いられる礼拝用合唱曲。カトリック教会のモテットやドイツのプロテスタント教会のカンタータに相当する。

アンゼリカ [3] (ラテン) Angelica🔗🔉

アンゼリカ [3] (ラテン) Angelica セリ科の多年草。ヨーロッパのアルプス地方に自生。シシウドに似,芳香がある。茎を砂糖煮にして洋菓子のデコレーションに使用する。アンジェリカ。

アンセルムス Anselmus🔗🔉

アンセルムス Anselmus (1033-1109) イタリア生まれのスコラ学者。カンタベリー大司教。信仰を前提とした上で,その根拠を純粋に理性的に探究する「知らんがために我は信ず」の立場をとり,神の存在証明を試みた。初期スコラ学の代表者の一。

大辞林 ページ 138463