――とも （あとに打ち消し表現を伴って）どうにも。「―しがたい」

い-かん ―クワン [1] 【衣冠】 （１）衣服と冠。服装。「―を正す」 （２）平安中期以降，束帯に次ぐ正装。束帯から下襲(シタガサネ)と石帯をはぶき，表袴(ウエノハカマ)と指貫(サシヌキ)にかえた活動的な服装で，文官・武官の別なく広く用いられた。 衣冠（２） [図]

いかん-そくたい ―クワン― [1]-[0] 【衣冠束帯】 公家の正装。 〔江戸中期以降，衣冠と束帯の違いが意識されなくなってからできた語〕

い-かん クワン [1] 【位官】 位と官職。官位。

い-かん クワン [1] 【位冠】 古代，位階を示した冠。 →冠位

い-かん クワン [0] 【囲環】 （名）スル 周囲をとりまくこと。また，そのもの。「五百余名之を―して着席し/経国美談（竜渓）」

い-かん ―クワン [1] 【医官】 医務を担当する官吏。

い-かん [0] 【移監】 （名）スル 囚人を別の監獄へ移すこと。

い-かん クワン [1] 【尉官】 軍人の階級のうち，大尉・中尉・少尉の総称。自衛隊では一尉・二尉・三尉をいう。

い-かん ―クワン [0] 【異観】 （１）普通には見られない珍しい景色。奇観。 （２）変わった情景。「―を呈する」

い-かん ―クワン [0] 【移管】 （名）スル 管理・管轄の権限を他に渡すこと。「県から市に―する」

い-かん [0] 【移監】 （名）スル 囚人を他の監獄に移すこと。

い-かん クワン [0] 【偉観】 すばらしい眺め。堂々とした情景。壮観。

い-かん ― [0][1] 【遺憾】 （名・形動）[文]ナリ 思っているようにならなくて心残りであること。残念な，そのさま。「このような結果になりまことに―に存じます」「―の意を表する」「―なきを期する」「―千万(センバン)」