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いか・れる [0] (動ラ下一)🔗🔉

いか・れる [0] (動ラ下一) 〔「行く」に可能の助動詞「れる」の付いた「行かれる」から〕 (1)まともでなくなる。また,不良じみる。「―・れた奴(ヤツ)」 (2)人や物に心を奪われ,夢中になる。「あの店の女の子に―・れている」 (3)使いものにならなくなる。「車が―・れる」 (4)相手の思うとおりにされる。してやられる。「まんまと―・れた」

いかれるわかものたち 【怒れる若者たち】🔗🔉

いかれるわかものたち 【怒れる若者たち】 〔Angry Young Men〕 1950年代,イギリスの一群の作家に与えられた名称。既成社会に対する若者たちの反発を描いた劇作家オズボーンの「怒りをこめてふり返れ」(1956)から生まれた呼称。C =ウィルソン,J =ウェイン,K =エイミスなど。

イカロス Ikaros🔗🔉

イカロス Ikaros ギリシャ神話中の人物。クレタ島の迷宮ラビリンスから脱出するため父ダイダロスの作った翼をつけて飛んだとき,父の命にそむいて高く飛びすぎ,翼を固めていた蝋(ロウ)が太陽の熱で溶けて海に墜死する。イカルス。

いか-ん [2] 【如何・奈何】🔗🔉

いか-ん [2] 【如何・奈何】 〔「いかに」の転〕 ■一■ (名) 事の成り行き。その状態。次第。「理由の―を問わない」「事情の―によっては考慮する」 ■二■ (副) 多く文末に用いて,疑い問う意を表す。どうか。どうであるか。「家君の病は―/花柳春話(純一郎)」

――が🔗🔉

――が 〔「いかにか」の転〕 どのようにして。どうして。疑問・反語の文に用いる。「―歩みを険難の道にはこばん/平家 2」

――せん🔗🔉

――せん (1)どうしようにも。残念ながら。「―時間がない」 (2)…をどうしよう。どうしようもない。「資金なきを―」

――ぞ🔗🔉

――ぞ 〔「いかにぞ」の転。漢文訓読に由来する語法〕 (1)「いかにぞ{(1)}」に同じ。「事に於ては―/大唐西域記(長寛点)」 (2)「いかにぞ{(2)}」に同じ。「聡明にして,能く言(モノイ)ふ霊鳥―時の嶮しきに逢へる/浄瑠璃・平家女護島」 (3)「いかにぞ{(3)}」に同じ。「言,宣ぶるに足らず,殊沢を荷ひて―勝(タ)へむ/大慈恩寺三蔵法師伝(承徳点)」 →いかにぞ

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