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イザヤ Isaiah🔗🔉

イザヤ Isaiah ユダ王国最大の預言者。紀元前八世紀後半に活躍。外敵の侵攻を受けて動揺する民に,神ヤハウェの信仰のみが救いであることを説き,のち殉教したといわれる。

イザヤ-しょ 【―書】🔗🔉

イザヤ-しょ 【―書】 旧約聖書の預言書の一。一〜三九章がイザヤの手になり,四〇章以下は無名の預言者によるもの。四〇〜五五章の著者は第二イザヤ,五六〜六六章の著者は第三イザヤと仮に呼ばれる。

いざ-や (感)🔗🔉

いざ-や (感) 〔「いざ」に間投助詞「や」の付いたもの〕 人を誘うときや,あることを思い立ったときに発する語。さあ。どれ。「鎮西八郎こそ生捕られて渡さるるなれ。―みん/保元(下)」

いさや-がわ ―ガハ 【不知哉川】🔗🔉

いさや-がわ ―ガハ 【不知哉川】 〔「いさらがわ」とも〕 滋賀県,芹川(セリガワ)の古名。霊仙山(リヨウゼンザン)に発し,琵琶湖に注ぐ。((歌枕))「犬上の鳥籠(トコ)の山なる―いさとを聞こせ我が名告(ノ)らすな/万葉 2710」

いざよい イザヨヒ [0] 【十六夜・猶予】🔗🔉

いざよい イザヨヒ [0] 【十六夜・猶予】 〔動詞「いざよう」の連用形から。上代は「いさよい」〕 (1)陰暦(八月)一六日の月。また,陰暦一六日の夜。《十六夜》 [季]秋。《―もまた更科の郡かな/芭蕉》 〔月の出が十五夜よりやや遅くなるのを,月がためらっていると見立てた語〕 (2)「いざよいの月」の略。 (3)ためらい。《猶予》「青嶺(アオネ)ろにたなびく雲の―に物をそ思ふ年のこのころ/万葉 3511」

いざよい-の-つき イザヨヒ― 【十六夜の月】🔗🔉

いざよい-の-つき イザヨヒ― 【十六夜の月】 陰暦(八月)一六日の夜の月。いさよう月。 →立ち待ち月

大辞林 ページ 138650