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いざよい イザヨヒ 【十六夜】🔗🔉

いざよい イザヨヒ 【十六夜】 歌舞伎舞踊の一。清元。本名題「梅柳中宵月(ウメヤナギナカモヨイヅキ)」。河竹黙阿弥(モクアミ)作詞。1859年江戸市村座初演。「小袖曾我薊色縫(コソデソガアザミノイロヌイ)」序幕の十六夜・清心の道行に用いた。

いざよい-せいしん イザヨヒ― 【十六夜清心】🔗🔉

いざよい-せいしん イザヨヒ― 【十六夜清心】 歌舞伎「小袖曾我薊色縫(コソデソガアザミノイロヌイ)」の通称。

いざよいにっき イザヨヒ― 【十六夜日記】🔗🔉

いざよいにっき イザヨヒ― 【十六夜日記】 紀行。一巻。阿仏尼(アブツニ)作。夫藤原為家の死後,実子為相(タメスケ)と異腹の嫡子為氏との間に領地相続の紛争が生じ,1277年実子のため鎌倉に訴訟に下った際の道中と,鎌倉滞在中の記録。

いざよ・う イザヨフ [3] 【猶予う】 (動ワ五[ハ四])🔗🔉

いざよ・う イザヨフ [3] 【猶予う】 (動ワ五[ハ四]) 〔中古頃までは「いさよふ」と清音。「いさ」は感動詞の「いさ」と同源か〕 進もうとして進まない。ためらう。たゆたう。「傾きかかつた月の光が,―・いながら残つてゐる/偸盗(竜之介)」「網代木に―・ふ波の行くへ知らずも/万葉 264」

いさら 【細小・些】 (接頭)🔗🔉

いさら 【細小・些】 (接頭) 多く水に関する名詞に付いて,少しの,わずかばかりの,の意を表す。「―井」「―川」

いさら-い ― 【細小井】🔗🔉

いさら-い 【細小井】 小さな湧き水。また,遣水(ヤリミズ)のことをいう。「なき人の影だに見えずつれなくて心をやれる―の水/源氏(藤裏葉)」

いさら-おがわ ―ヲガハ 【細小小川】🔗🔉

いさら-おがわ ―ヲガハ 【細小小川】 川幅が狭く,流れる水の少ない小川。いさらがわ。「岩間ゆく―のせはしきに/永久百首」

いさら-がわ ―ガハ 【細小川】🔗🔉

いさら-がわ ―ガハ 【細小川】 「いさらおがわ」に同じ。「御草鞋(ワランズ)に流るる血は草葉にそめて―紅葉しがらむごとくなり/浄瑠璃・吉野都女楠」

い-さらい サラヒ 【尻・臀】🔗🔉

い-さらい サラヒ 【尻・臀】 〔「いざらい」とも〕 しり。[名義抄]

い-さらえ ―サラヘ 【鋳浚へ・鋳掫へ】🔗🔉

い-さらえ ―サラヘ 【鋳浚へ・鋳掫へ】 たがねを使って鋳物の表面を滑らかにしたり,模様を彫ったりして,安物をよく見せること。「中古の鉄鍔,―の目貫/浮世草子・一代女 6」

大辞林 ページ 138651