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いさり-おぶね ―ヲ― 【漁り小舟】🔗🔉

いさり-おぶね ―ヲ― 【漁り小舟】 漁をする小舟。「浪のよる―の見えつるは/夫木 33」

いさり-び [3][0] 【漁り火】🔗🔉

いさり-び [3][0] 【漁り火】 夜,魚を誘い寄せるため舟の上で焚(タ)く火。ぎょか。

いさり-び-の 【漁り火の】 (枕詞)🔗🔉

いさり-び-の 【漁り火の】 (枕詞) 「ほ」「ほのか」にかかる。「―夜はほのかにかくしつつ/後撰(恋二)」

いさり-ぶね [4] 【漁り船】🔗🔉

いさり-ぶね [4] 【漁り船】 魚をとる船。漁船。

い-ざり ― [0] 【躄・膝行】🔗🔉

い-ざり ― [0] 【躄・膝行】 〔動詞「躄(イザ)る」の連用形から〕 (1)膝や尻をついて移動すること。 (2)足が立たない人。

いざり-うお ―ウヲ [3] 【躄魚】🔗🔉

いざり-うお ―ウヲ [3] 【躄魚】 アンコウ目の海魚。全長10センチメートルほど。黄褐色に黒い斑紋があり,全身に微細な突起が散在する。アンコウのように小魚をおびき寄せて食い,外敵を威嚇(イカク)するため腹部を大きくふくらませる習性がある。胸びれと腹びれを使って海底を移動する。観賞魚。本州中部以南に分布。 躄魚 [図]

いざり-ばた ― [3][0] 【躄機・居坐機】🔗🔉

いざり-ばた ― [3][0] 【躄機・居坐機】 手織機の一。経(タテ)糸の一端を腰につけて緊張を調節し,足で操作して綜絖(ソウコウ)を上下する。

いざり-まつ ― [3] 【躄松】🔗🔉

いざり-まつ ― [3] 【躄松】 ハイマツの異名。

いざり-かつごろう ザリカツゴラウ 【躄勝五郎】🔗🔉

いざり-かつごろう ザリカツゴラウ 【躄勝五郎】 人形浄瑠璃「箱根霊験躄仇討(イザリノアダウチ)」の主人公。

いさ・る 【漁る】 (動ラ四)🔗🔉

いさ・る 【漁る】 (動ラ四) 〔平安時代以前は「いざる」と濁音〕 漁をする。魚や貝をとる。すなどる。「海原の沖辺にともし―・る火は/万葉 3648」

い-ざる 【🔗🔉

い-ざる】 竹を編んで作った器。ざる。[新撰字鏡]

い-ざ・る ― [2][0] 【躄る・膝行る】 (動ラ五[四])🔗🔉

い-ざ・る ― [2][0] 【躄る・膝行る】 (動ラ五[四]) 〔「居さる」の意〕 (1)座ったまま移動する。足を立てず,膝(ヒザ)をついて前へ進む。「―・って近寄る」 (2)物が置かれた場所からずれ動く。「棚の花瓶が横へ―・る」 (3)舟が浅瀬をのろのろ進む。「川の水なければ,―・りにのみぞ―・る/土左」

大辞林 ページ 138652