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いしかわ-こうめい イシカハクワウメイ 【石川光明】🔗🔉

いしかわ-こうめい イシカハクワウメイ 【石川光明】 (1852-1913) 彫刻家。江戸の生まれ。宮彫り師の家の出で,伝統に基づく木彫り・象牙彫りに優れる。皇居造営に参加。代表作「白衣観音」

いしかわ-ごえもん イシカハゴモン 【石川五右衛門】🔗🔉

いしかわ-ごえもん イシカハゴモン 【石川五右衛門】 安土桃山時代の伝説的な盗賊。1594年,子とともに釜煎(カマイ)りの刑に処せられたという。浄瑠璃「釜淵双級巴(カマガフチフタツドモエ)」,歌舞伎「楼門五三桐(サンモンゴサンノキリ)」など多くの作品の題材とされた。

いしかわ-さんしろう イシカハサンシラウ 【石川三四郎】🔗🔉

いしかわ-さんしろう イシカハサンシラウ 【石川三四郎】 (1876-1956) 社会主義運動家。埼玉県生まれ。東京法学院卒。幸徳秋水らと「平民新聞」を編集。のちに安部磯雄らと「新紀元」を創刊した。第二次大戦後,日本アナキスト連盟を組織。著「日本社会主義史」

いしかわ-じゅん イシカハ― 【石川淳】🔗🔉

いしかわ-じゅん イシカハ― 【石川淳】 (1899-1987) 小説家・評論家。東京生まれ。東京外語卒。「普賢」で芥川賞受賞。第二次大戦中は江戸戯作(ゲサク)を論じて時流に抗し,戦後「焼跡のイエス」で復活。フランス二〇世紀文学と革命思想の融合した独自の幻想的な文学世界を築く。他に「紫苑物語」「至福千年」「狂風記」,評論「文学大概」など。

いしかわ-じょうざん イシカハヂヤウザン 【石川丈山】🔗🔉

いしかわ-じょうざん イシカハヂヤウザン 【石川丈山】 (1583-1672) 江戸初期の漢詩人・書家。三河の人。本名,重之。号,六六山人・詩仙堂など。武人として徳川家に仕えたが,のち藤原惺窩(セイカ)に詩を学ぶ。洛北の一乗寺に詩仙堂を建て隠棲(インセイ)。著「詩仙詩」「覆醤(フシヨウ)集」「詩法正義」など。

いしかわ-たくぼく イシカハ― 【石川啄木】🔗🔉

いしかわ-たくぼく イシカハ― 【石川啄木】 (1886-1912) 歌人・詩人。岩手県生まれ。本名,一(ハジメ)。与謝野鉄幹の知遇を得て明星派の詩人として出発。貧困と孤独にさいなまれながら明治末の「時代閉塞」に鋭く感応し,社会主義的傾向へ進むが,肺結核で夭折(ヨウセツ)。歌集「一握の砂」「悲しき玩具」,詩集「呼子と口笛」,評論「時代閉塞の現状」など。

大辞林 ページ 138664