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いしかわ-たつぞう イシカハタツザウ 【石川達三】🔗🔉

いしかわ-たつぞう イシカハタツザウ 【石川達三】 (1905-1985) 小説家。秋田県生まれ。早大中退。「蒼氓(ソウボウ)」で第一回芥川賞受賞。時代感覚に富み,社会批評的作品を多く発表。小説「生きてゐる兵隊」「風にそよぐ葦」「人間の壁」「四十八歳の抵抗」「充たされた生活」など。

いしかわ-ちよまつ イシカハ― 【石川千代松】🔗🔉

いしかわ-ちよまつ イシカハ― 【石川千代松】 (1861-1935) 動物学者。東京生まれ。帝国大学農科大学教授。無脊椎動物の生殖・発生を研究,生物学・進化論の普及に努力。また,アユの放流,養殖事業創案者。

いしかわ-とよのぶ イシカハ― 【石川豊信】🔗🔉

いしかわ-とよのぶ イシカハ― 【石川豊信】 (1711-1785) 江戸中期の浮世絵師。江戸の人。石川雅望(マサモチ)の父。紅絵・紅摺(ズ)り絵に活躍し,鈴木春信にも影響を与えた。代表作「花下美人」

いしかわ-の-いらつめ イシカハ― 【石川郎女】🔗🔉

いしかわ-の-いらつめ イシカハ― 【石川郎女】 女流万葉歌人。 (1)久米禅師と歌を贈答した女性。 (2)大津皇子と歌を贈答した女性。 (3)日並親王(ヒナミシノミコ)が歌を贈った女性。大名児(オオナゴ)。 (4)大伴田主に求婚した女性。石川女郎。 (5)大津皇子の侍女で,大伴宿奈麻呂(スクナマロ)に歌を贈った女性。山田郎女。 (6)大伴安麻呂の妻で坂上郎女(サカノウエノイラツメ)の母。石川朝臣。石川命婦(ヒメトネ)。邑波(オオバ)。 (7)藤原宿奈麻呂の妻。 〔(2)(3)(4)(5) は同一人とする説が有力だが未詳〕

いしかわ-まさもち イシカハ― 【石川雅望】🔗🔉

いしかわ-まさもち イシカハ― 【石川雅望】 (1753-1830) 江戸後期の国学者・狂歌師。江戸の人。通称,糠屋(ヌカヤ)七兵衛。狂名は宿屋飯盛(ヤドヤノメシモリ),号,六樹園など。石川豊信の子。家業は宿屋。狂歌を頭光(ツムリヒカル)・四方赤良(ヨモノアカラ)に学ぶ。狂歌・狂文のほかに和漢の書にも通じ,狂歌師中の学者と称され,「雅言集覧」「源註余滴」「しみのすみか物語」などの著もある。

大辞林 ページ 138665