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い-すくま・る ― [4] 【居竦まる】 (動ラ五[四])🔗🔉

い-すくま・る ― [4] 【居竦まる】 (動ラ五[四]) 〔「いずくまる」とも〕 恐怖・驚きなどで,身動きできず,その場でじっとしている。いすくむ。「寒イカラ―・ッテオル/ヘボン(三版)」

い-すく・む ― [3] 【居竦む】 (動マ五[四])🔗🔉

い-すく・む ― [3] 【居竦む】 (動マ五[四]) いすくまる。「おそろしさでその場に―・む」

い-すく・める [4] 【射竦める】 (動マ下一)[文]マ下二 いすく・む🔗🔉

い-すく・める [4] 【射竦める】 (動マ下一)[文]マ下二 いすく・む (1)相手をじっとにらみ,動けないようにする。「鋭いまなざしに―・められる」 (2)矢を射て相手を恐れちぢみあがらせる。「只遠矢に―・めければ/太平記 5」

いす-ぐるま [3] 【椅子車】🔗🔉

いす-ぐるま [3] 【椅子車】 能の作り物の一。一種の車椅子をかたどったもので,法力のある僧が乗って自在に飛行する。「車僧(クルマゾウ)」に用いる。

いすくわし イスクハシ (枕詞)🔗🔉

いすくわし イスクハシ (枕詞) 「鯨(クジラ)」にかかる。「―くぢら障(サヤ)る/古事記(中)」 〔「勇細し」で,勇ましいの意とも,「磯細し」で,磯の見事な獲物の意から鯨にかかるともいう〕

いずくん-か イヅクン― 【安んか・焉んか】 (副)🔗🔉

いずくん-か イヅクン― 【安んか・焉んか】 (副) 〔「いずくにか」の転。漢文訓読に由来する語法〕 (1)どこに。どこへ。 (2)どうして。なぜ。

いずくん-ぞ イヅクン― [3] 【安んぞ・焉んぞ】 (副)🔗🔉

いずくん-ぞ イヅクン― [3] 【安んぞ・焉んぞ】 (副) 〔「いづくにぞ」の転。漢文訓読に由来する語法〕 (疑問・反語を表す語を下に伴って)どうして。なんで。「燕雀(エンジヤク)―鴻鵠(コウコク)の志を知らんや」

いず-こ イヅ― [1][0] 【何処】 (代)🔗🔉

いず-こ イヅ― [1][0] 【何処】 (代) 〔「いづく」の転。中古以降の語〕 不定称の指示代名詞。どこ。「―も同じ」

――ともなく🔗🔉

――ともなく どこというあてもなく。

――をはかと🔗🔉

――をはかと 〔「はか」は「目あて」の意〕 どこを目あてにして。いずこをはかりと。「―君がとはまし/後撰(恋二)」

――をはかりと🔗🔉

――をはかりと 「いずこをはかと」に同じ。「と見かう見みけれど,―も覚えざりければ/伊勢 21」

大辞林 ページ 138702