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いそう-きかがく サウ― [5] 【位相幾何学】🔗🔉

いそう-きかがく サウ― [5] 【位相幾何学】 長さ・大きさなどの量的関係を無視し,図形相互の位置,つながり方などを,連続的に変形させて,その図形の不変な性質を見つけたり,またそのような変形のもとでどれほど異なる図形があるかを研究する幾何学。すなわち,図形の位相的性質を研究する幾何学。スイスの数学者オイラーの一筆がきの研究などから始まる。トポロジー。

いそう-くうかん サウ― [4] 【位相空間】🔗🔉

いそう-くうかん サウ― [4] 【位相空間】 (1)〔topological space〕 〔数〕 位相構造の与えられた集合。 (2)〔phase space〕 〔物〕 力学的な系の状態を記述するための空間。位置と運動量を座標とし, 個の質点からなる系であれば,3 の位置座標軸と 3 の運動量座標軸で示される空間で,系の力学的状態はこの空間内の一点で表現される。

いそう-さ-けんびきょう サウ―ケンビキヤウ [0] 【位相差顕微鏡】🔗🔉

いそう-さ-けんびきょう サウ―ケンビキヤウ [0] 【位相差顕微鏡】 部分的に屈折率または厚さが違う透明な物体を透過した光に生じた位相の差を像の明暗の差にかえて,その物体の構造を観察しやすくした顕微鏡。細胞や細菌を染色せずに観察できるため,生物学・医学で広く利用される。

いそう-しんりがく サウ― [6] 【位相心理学】🔗🔉

いそう-しんりがく サウ― [6] 【位相心理学】 ⇒トポロジー心理学(シンリガク)

いそう-すうがく サウ― [4] 【位相数学】🔗🔉

いそう-すうがく サウ― [4] 【位相数学】 狭義には位相幾何学(キカガク),広義には位相の概念を他の方面の数学に拡張したもの。トポロジー。

いそう-そくど サウ― [4] 【位相速度】🔗🔉

いそう-そくど サウ― [4] 【位相速度】 波が媒質中を伝わるとき同じ位相の面が進む速度。普通にいう波の速度のこと。 →群速度

い-そう ―サウ [0] 【異相】🔗🔉

い-そう ―サウ [0] 【異相】 (1)普通の人と違っている人相やすがた。「―の僧」 (2)能で,本道からはずれたやり方。「あらゆる物まね,―の風をのみ習へば/至花道」 (3)〔仏〕 四相(シソウ)の一。 →四相

大辞林 ページ 138726