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いち-ばい [0] 【一倍】 (名)スル🔗🔉

いち-ばい [0] 【一倍】 (名)スル (1)ある数量に一をかけること。また,一をかけた数量。もとの数量に等しい量。「―半」 (2)ある数量を二つ合わせた数量。二倍。倍。「人―働く」「結婚後の楽しみは,独身の淋しき時よりも―して尚ほ余りあれば/福翁百話(諭吉)」 (3)(副詞的に用いて)一層。ひとしお。「普段よりも―注意しなければならぬ」

いちばい-たい [0] 【一倍体】🔗🔉

いちばい-たい [0] 【一倍体】 ⇒半数体(ハンスウタイ)

いちばく-じっかん [2][0] 【一暴十寒】🔗🔉

いちばく-じっかん [2][0] 【一暴十寒】 〔孟子(告子上)「一日暴之,十日寒之,未能生者也」より。「暴」は「曝」と同じで,日にさらす意〕 何事も継続して行わなければ,成果は上がらないというたとえ。一日暖めて十日冷やす。

いち-はつ [0] 【一八・鳶尾】🔗🔉

いち-はつ [0] 【一八・鳶尾】 アヤメ科の多年草。中国原産。高さ約30〜60センチメートル。葉は剣形で淡緑色。五月頃花茎を出し,紫・白の花をつける。火災を防ぐという俗信から,時に藁屋根(ワラヤネ)の棟に植えられる。コヤスグサ。[季]夏。《わら屋根や―咲いて橋の下/村上鬼城》

いちばつ-ひゃっかい ―ヒヤクカイ [2]-[0] 【一罰百戒】🔗🔉

いちばつ-ひゃっかい ―ヒヤクカイ [2]-[0] 【一罰百戒】 罪を犯した者を一人罰して,それを多くの人の戒めとすること。

いち-はな 【一端】🔗🔉

いち-はな 【一端】 真っ先。一番先。

――駆(カ)・ける🔗🔉

――駆(カ)・ける 先頭に立ってする。真っ先にする。「―・けて逃げてけり/浄瑠璃・狩」

いちはな-がけ 【一端駆け】🔗🔉

いちはな-がけ 【一端駆け】 真っ先。「死んだら―に泣くだらう/滑稽本・浮世風呂(前)」

いちはな-だ・つ 【一端立つ】 (動タ四)🔗🔉

いちはな-だ・つ 【一端立つ】 (動タ四) 真っ先にする。一端(イチハナ)駆ける。

いち-はやく [3] 【逸早く・逸速く】 (副)🔗🔉

いち-はやく [3] 【逸早く・逸速く】 (副) 〔形容詞「いちはやし」の連用形の副詞化〕 まっさきに。人に先んじて。「―駆け付ける」「―逃亡する」

いち-はや・し 【逸速し】 (形ク)🔗🔉

いち-はや・し 【逸速し】 (形ク) 〔「いち」は接頭語〕 (1)〔「はやし」は速いの意〕 すばやい。時をおかない。「験だに―・からばよかるべきを/枕草子 157」 (2)〔「はやし」は激しいの意〕 (ア)(人の性情・神意などが)手厳しい。容赦しない。「后の御心―・くて/源氏(賢木)」(イ)勢いが強い。猛烈だ。「暗う家に帰りて,うち寝たるほどに,門(カド)―・くたたく/蜻蛉(下)」

大辞林 ページ 138807