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いちや-ぎり 【一夜切り】🔗🔉

いちや-ぎり 【一夜切り】 一晩限り。主に遊興にいう。 ⇔居続け 「旅人も―の慰みに浮かれ/浮世草子・武道伝来記 4」

いちや-けんぎょう ―ゲウ [4] 【一夜検校】🔗🔉

いちや-けんぎょう ―ゲウ [4] 【一夜検校】 (1)江戸時代,千両の金を官に納めて,普通の盲人から一挙に検校になった者。 (2)にわかに金持ちになること。また,その者。にわか分限(ブゲン)。「ちくら手くらの―/浄瑠璃・博多小女郎(上)」

いちや-こじき [4] 【一夜乞食】🔗🔉

いちや-こじき [4] 【一夜乞食】 急に没落して貧乏になること。また,その人。 ⇔一夜大尽

いちや-ざけ [3] 【一夜酒】🔗🔉

いちや-ざけ [3] 【一夜酒】 一晩で醸造した酒。甘酒など。ひとよざけ。「七夕は―/歌舞伎・助六」

いちや-じょう ―ジヤウ [3] 【一夜城】🔗🔉

いちや-じょう ―ジヤウ [3] 【一夜城】 豊臣秀吉が1590年小田原城を攻めるとき,一夜にして築いたという石垣山の城。

いちや-ずし [3] 【一夜鮨】🔗🔉

いちや-ずし [3] 【一夜鮨】 熟(ナ)れ鮨の一種。鮎(アユ)の腹に飯を詰め苞(ツト)に入れて火にあぶり,おもしを強くかけて,一晩の間自然発酵させた鮨。はやずし。[季]夏。

いちや-だいじん [4] 【一夜大尽】🔗🔉

いちや-だいじん [4] 【一夜大尽】 急に大もうけをして金持ちになること。また,その人。にわか分限(ブゲン)。 ⇔一夜乞食

いちや-づくり [4] 【一夜作り】🔗🔉

いちや-づくり [4] 【一夜作り】 一晩のうちにつくりあげること。転じて,間に合わせに急いで作ること。

いちや-づけ [0] 【一夜漬(け)】🔗🔉

いちや-づけ [0] 【一夜漬(け)】 (1)一夜で漬けた漬物。はやづけ。即席づけ。「―の白菜」 (2)一晩だけで仕上げた勉強や仕事。「―の勉強で試験を受ける」 (3)情死などの事件をすばやく芝居に仕組むこと。また,その芝居。一夜漬け狂言。

いちや-づま [4] 【一夜妻】🔗🔉

いちや-づま [4] 【一夜妻】 〔一夜だけ連れ添う妻の意〕 娼婦。ひとよづま。

いちや-どうふ [4] 【一夜豆腐】🔗🔉

いちや-どうふ [4] 【一夜豆腐】 冬の寒い夜,豆腐を戸外において凍らせたもの。一夜づくりの凍り豆腐。

大辞林 ページ 138823