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いっ-しょ [1][0] 【一所】🔗🔉

いっ-しょ [1][0] 【一所】 (1)一つの場所。一か所。「高雄の神護寺に庄―寄せられざらん程は/平家 5」 (2)同じ所。「死なば―で死なんとこそ契りしに/平家 8」 (3)「一人」の敬った言い方。「姫宮―出で来させ給ひけり/平家 6」 (4)「一緒(イツシヨ)」に同じ。「自分と―に小金井の堤を散歩した朋友は/武蔵野(独歩)」

いっしょ-けんめい [4][1]-[0] 【一所懸命】 (名・形動)[文]ナリ🔗🔉

いっしょ-けんめい [4][1]-[0] 【一所懸命】 (名・形動)[文]ナリ (1)武士が,生活のすべてをその所領にかけること。 (2)「一生(イツシヨウ)懸命」に同じ。

いっしょ-けんめい-の-ち 【一所懸命の地】🔗🔉

いっしょ-けんめい-の-ち 【一所懸命の地】 中世に,武士が命を懸けて守るほどに重視した土地。

いっしょ-ふじゅう ―ヂユウ [1][4] 【一所不住】🔗🔉

いっしょ-ふじゅう ―ヂユウ [1][4] 【一所不住】 一定の場所に住居を定めないこと。諸国を行脚(アンギヤ)して回ること。

いっ-しょ [1] 【一書】🔗🔉

いっ-しょ [1] 【一書】 (1)一通の手紙・文書。「―をしたためる」 (2)一冊の本。一部の書。 (3)ある本。異本。「―にいう」

いっ-しょ [0] 【一緒】🔗🔉

いっ-しょ [0] 【一緒】 〔本来は「一所」〕 (1)行動をともにすること。「帰りはいつも―だ」「―にしかられた仲」 (2)一つにまとめること。「全部―に包んで下さい」 (3)同じであること。「入社したのは―だ」「あいつと―にしないでくれ」 (4)(「ご一緒する」の形で)同行することをへりくだっていう。「駅までご―しましょう」

――にな・る🔗🔉

――にな・る (1)別々のものが合わさって一つとなる。ある場所で出会う。 (2)夫婦になる。

いっしょ-くた [0] 【一緒くた】🔗🔉

いっしょ-くた [0] 【一緒くた】 雑多な物をひとまとめにすること。ごちゃまぜ。「―に詰め込む」

いっ-しょ [1][0] 【逸書・佚書】🔗🔉

いっ-しょ [1][0] 【逸書・佚書】 散逸した書物。名前だけ,あるいは本文の一部分しか伝わっていない本。散逸書。

いっ-しょう [1] 【一升】🔗🔉

いっ-しょう [1] 【一升】 升を単位とした一単位の量。約1.8リットル。 →升

――入(イ)る壺(ツボ)🔗🔉

――入(イ)る壺(ツボ) 〔一升入りの壺(壺のかわりに「瓢(フクベ)」「袋」などもいう)には一升以上は入らない意〕 (1)ものにはそれぞれに応じた限度があることのたとえ。 (2)同じものはどこへ出しても同じであるというたとえ。

大辞林 ページ 138862