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いとし-ご [3] 【愛し子】🔗🔉

いとし-ご [3] 【愛し子】 かわいいと思う子供。大切にしている子供。「―を失う」

いとし-なげ 【愛しなげ】 (形動ナリ)🔗🔉

いとし-なげ 【愛しなげ】 (形動ナリ) かわいそうなさま。ふびんなさま。「―に兄貴に限つて…よもや有るまいと思うたが/浄瑠璃・桂川」

いと-しば [2] 【糸芝】🔗🔉

いと-しば [2] 【糸芝】 コウライシバの別名。

いとしぼ・い (形)🔗🔉

いとしぼ・い (形) 〔近世語。「いとほしい」の「ほし」を逆さにした語〕 気の毒だ。かわいそうだ。「ヤレヤレ―・いこんだと涙アこぼして/滑稽本・膝栗毛 4」

いとしぼ-なげ (形動ナリ)🔗🔉

いとしぼ-なげ (形動ナリ) かわいそうなさま。いたわしいさま。「―に紙治様と私が中,…浮名を立てて言ひ散らし/浄瑠璃・天の網島(上)」

いとし・む [3] 【愛しむ】 (動マ五)🔗🔉

いとし・む [3] 【愛しむ】 (動マ五) 「いとおしむ」に同じ。

いと-しも (副)🔗🔉

いと-しも (副) 〔「し」「も」は強意の助詞〕 (1)非常に。はなはだしく。「―みだれまさる恋かな/敦忠集」 (2)(下に打ち消しを伴って)それほどは。大して。「やうやうめなれて―うとみきこえ給はず/源氏(常夏)」

――な・し🔗🔉

――な・し 格別のこともない。特に取り立てていうほどのこともない。「ある人,―・き先祖ひきたてて申文に書載たりしをば/弁内侍日記」

いと-じゃく [0] 【糸尺】🔗🔉

いと-じゃく [0] 【糸尺】 建築物の凹凸のある面や,装飾用の刳(ク)り形などに沿って糸をあてて測った寸法。塗装面積の算出などに用いる。

いと-じょう ―ジヤウ 【怡土城】🔗🔉

いと-じょう ―ジヤウ 【怡土城】 福岡県前原市の高祖山にあった山城。768年完成。新羅(シラギ)との関係悪化から築かれ,大宰府の守りとされた。土塁・礎石などが残る。

いとし-らし・い 【愛しらしい】 (形)🔗🔉

いとし-らし・い 【愛しらしい】 (形) 〔近世語〕 かわいらしい。「―・いお顔や/浄瑠璃・孕常盤」

大辞林 ページ 138924