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いぬ-びゆ [2] 【犬🔗🔉

いぬ-びゆ [2] 【犬】 ヒユ科の一年草。路傍に普通に見られる雑草。高さ30センチメートル内外。葉は菱形状卵形で,互生。夏,茎の先と葉腋(ヨウエキ)から緑色の花穂を出す。ノビユ。

いぬ-びわ ―ビハ [2][3] 【犬枇杷】🔗🔉

いぬ-びわ ―ビハ [2][3] 【犬枇杷】 クワ科の落葉低木。関東以西の暖地の海辺に自生。高さ3メートル内外。葉は互生し,倒卵形。小さなイチジク状の偽果をつけ,熟すと食べられる。雌雄異株。イタブ。イタビ。コイチジク。古名イチジク。

いぬ-ふぐり [3] 【犬陰嚢】🔗🔉

いぬ-ふぐり [3] 【犬陰嚢】 植物イヌノフグリのこと。[季]春。《―星のまたゝく如くなり/虚子》

いぬ-ふせぎ [3] 【犬防ぎ・犬防木】🔗🔉

いぬ-ふせぎ [3] 【犬防ぎ・犬防木】 (1)寺社の内陣と外陣との境に設けた格子。 (2)建物の門前に設けた低い柵。駒寄せ。犬除け。

いぬ-ぶな [2][3] 【犬・仙毛欅】🔗🔉

いぬ-ぶな [2][3] 【犬・仙毛欅】 ブナ科の落葉高木。山地に自生し,高さ20メートルに達する。葉は互生し,卵形。樹皮が黒く,材は建材など用途が広い。クロブナ。

いぬぼう-ガルタ イヌバウ― [5] 【犬棒―】🔗🔉

いぬぼう-ガルタ イヌバウ― [5] 【犬棒―】 いろはガルタの一種。最初の「い」の札が「犬も歩けば棒に当たる」であるところからいう。江戸時代後期,江戸で作られ広く行われた。

いぬぼう-さき 【犬吠埼】🔗🔉

いぬぼう-さき 【犬吠埼】 千葉県銚子市東端の岬。1874年(明治7)設置の日本最初の回転式灯台がある。水郷筑波国定公園に属する。

いぬ-ぼえ 【犬吠え・狗吠え】🔗🔉

いぬ-ぼえ 【犬吠え・狗吠え】 上代,宮門警備の隼人(ハヤト)が大嘗会(ダイジヨウエ)などの群臣の出入りの時に宮門を守るため犬の吠えるような声を発したこと。また,その声。 →犬人(イヌヒト)

いぬ-ほおずき ―ホホヅキ [3] 【犬酸漿】🔗🔉

いぬ-ほおずき ―ホホヅキ [3] 【犬酸漿】 ナス科の一年草。全国の山野に自生。高さ20〜90センチメートル。葉は互生し,卵形。夏,茎上部の節間の散形花序に五弁の白花をつける。果実は球形で黒熟。全草有毒。漢方では,干したものを竜葵(リユウキ)といい,解熱・利尿剤とする。ウシホオズキ。コナスビ。

大辞林 ページ 138960