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いま・う イマフ 【忌まふ・斎まふ】 (動ハ四)🔗🔉

いま・う イマフ 【忌まふ・斎まふ】 (動ハ四) 〔動詞「忌む」に継続の助動詞「ふ」の付いた語から〕 きらって避ける。「平家のし給ひたりしを―・うてなり/平家 11」

い-まえ マヘ [2] 【居前】🔗🔉

い-まえ マヘ [2] 【居前】 茶道で,点前(テマエ)を行う際の正しい座り位置のこと。「―を正す」

いまえだ-りゅう ―リウ 【今枝流】🔗🔉

いまえだ-りゅう ―リウ 【今枝流】 近世,居合剣術の流派。流祖は丹後宮津の今枝弥右衛門良重。元禄(1688-1704)の頃江戸で今枝左仲良台が広め,以後理方(リカタ)一流と称した。

いまかがみ 【今鏡】🔗🔉

いまかがみ 【今鏡】 歴史物語。一〇巻。作者については,藤原為経説など諸説がある。1170年成立。「大鏡」のあとを受け,大宅世継の孫娘が語る形で,藤原摂関時代から院政期にかけての歴史を描いたもの。後一条天皇から高倉天皇まで,一三代146年間を紀伝体で記す。四鏡の一。小鏡。続世継。

いま-がた [2][0] 【今方】🔗🔉

いま-がた [2][0] 【今方】 ほんの少し前。今し方。「彼も―目を覚して/あめりか物語(荷風)」

いまがわ イマガハ 【今川】🔗🔉

いまがわ イマガハ 【今川】 姓氏の一。清和源氏。足利義氏の孫国氏が三河国幡豆郡今川庄を与えられたのに始まる。範国は足利尊氏に従って軍功があり,遠江(トオトウミ)・駿河守護として同地方に基礎をすえた。義元の代に至って駿河・遠江・三河に及ぶ領国支配を確立,最盛期を迎えたが,義元は1560年織田信長に討たれ敗死,子氏真の代に滅亡した。

いまがわ-かなもくろく イマガハ― 【今川仮名目録】🔗🔉

いまがわ-かなもくろく イマガハ― 【今川仮名目録】 戦国大名今川氏の分国法。1526年氏親の制定した三三条の法度と,1553年その子義元が追加した二一条の法度の総称。代表的な戦国家法の一。

大辞林 ページ 138999