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いや-た・つ 【弥立つ】 (連語)🔗🔉

いや-た・つ 【弥立つ】 (連語) いよいよ心をふるいたたせる。「大君の御門の守り我をおきて人はあらじ―・て思ひし増る/万葉 4094」

いや-ち [0] 【厭地・忌地】🔗🔉

いや-ち [0] 【厭地・忌地】 〔「いやじ」とも〕 連作すると作物の生育が悪くなり,収穫が減少する現象。ナス科やウリ科の作物に顕著にみられる。

いや-ちこ 【灼然】 (形動ナリ)🔗🔉

いや-ちこ 【灼然】 (形動ナリ) (神仏の霊験などが)著しいさま。あらたかであるさま。非常にあきらかであるさま。「霊験―」「―なる実益あるを知りたるは稀なり/小説神髄(逍遥)」「ことわり―なり/日本書紀(神武訓)」

いや-とお ―トホ 【弥遠】 (形動ナリ)🔗🔉

いや-とお ―トホ 【弥遠】 (形動ナリ) (「いやとおに」の形で用いて)いよいよ遠いさま。「―に国を来離れ/万葉 4398」

いや-とし 【弥年】🔗🔉

いや-とし 【弥年】 毎年。年ごと。いやとしのは。「新しき年の初めは―に雪踏み平し常かくにもが/万葉 4229」

いや-とも 【否とも】 (副)🔗🔉

いや-とも 【否とも】 (副) いやが応でも。「まだ此の上にも四の五のあれば―にでんど沙汰/浄瑠璃・忠臣蔵」

いや-とよ 【否とよ】 (感)🔗🔉

いや-とよ 【否とよ】 (感) 相手の言葉に同意しない時にいう語。いやいや。「―,求めがたきは一人の勇士,難を見捨つる法やある/浄瑠璃・布引滝」

いや-な・し ヤ― 【礼無し】 (形ク)🔗🔉

いや-な・し ヤ― 【礼無し】 (形ク) 礼儀をわきまえない。無礼だ。「百済の王(コキシ)の族酒君の―・し/日本書紀(仁徳訓)」

いや-に [2] (副)🔗🔉

いや-に [2] (副) 〔形容動詞「いや」の連用形から〕 非常に。ひどく。変に。普通とは違っている場合に使う。「この部屋は―暑い」「―気取っている」「今日に限って―おとなしい」

いや-の-こひきうた 【祖谷の粉挽き唄】🔗🔉

いや-の-こひきうた 【祖谷の粉挽き唄】 徳島県西祖谷地方の民謡で仕事唄。粉をひくときに唄ったもの。

いや-はて 【弥終】🔗🔉

いや-はて 【弥終】 最後。一番あと。「―に其の妹伊邪那美命,身自ら追ひ来りき/古事記(上訓)」

大辞林 ページ 139029